博報堂の狙い。

 日本企業向けの中国国内での企業イメージアップ戦略について、中国に進出している日本企業に対して博報堂がコンサルティングを展開しておられるらしい。製品の評価は高いのに企業としての評価が低いための販売力の活性化というか根底からのボトムアップだろう。国内では企業ブランドの価値向上が広報戦略から社会貢献まで、ふんふんと「聴き入る企業」が多いだろうが、相手は中国の慣習や文化である。市場を確保してニーズを捉えるために、さて、どのようなコンサルティングが展開されているのだろうか、とてもとても興味がある。中国では「尊敬できる企業かどうかが製品選びにおいて重要な意味を持つ。」とのことだそうですが、お互いをリスペクトするためにまずは「尊敬」というベクトルで何かを始めなければいけないのか・・・。頭で理解していても心の反応はいかなものか。小さいことがネックになるタイプの国民性がデリケートと賞賛を得る視点とパイの小ささをファジーなニュアンスで押し切る戦法の間に存在するさまざまなストレスに、さてさて、人間様がどれだけ耐えられるのか・・・?というディーテルだろう。

 まぁ、このテイのことはこうして博報堂さんあたりが旗を上げていただかなければ、なかなか、ゴイっとムーブメントにならないし文化として定着も観念として浸透・波及もしないわけですから、博報堂がってことではなく、もっと、内部の個人名を出して、顔を見せてほしい気もします。

 で、結果、ビジネスシーンにおける尊敬とは何かを外に内に示すことで、もう一度、広告代理店の復興を狙っているのか?いやいや、これを契機にピンで動くポテンシャルの高い人のフェイクなのか?このマスメディア戦法にどんなトラップがあるのか?それが見えた時にこのプロジェクトの真価が見えるような気がします。