廃墟と廃道という存在。

 最近書店で気になる書籍のカテゴリーベスト1は「廃墟と廃道」に関する写真集や雑誌です。何かどこかとても気になる。立ち読みでチラミしている段階ですが、いずれ、そこそこそのテイの書籍や写真集を買うことになるだろうと思っております。まだ、ガチでそのテイのWEBサイトをリサーチはしていませんが、2~3年前、富士山をリサーチしていた頃のようなドキドキな感じを「廃墟と廃道」に感じてしまいます。

 まず、それを専門に撮影しておられるカメラの方の考え方が面白い。だから、写真もどこか美しい。写っている風景や施設はもう雨風の中でかなりの建物としては停滞している。つまり、時間が止まっている状態なので、世界の絶景や世界遺跡のような美しさや壮大な雰囲気はない。その施設から人が離れてかなりの時間が経過している壊れた家具やほこりが上にたまったゴミの山が切り取られている。人が離れると建物はこうなるのか・・・という衝撃がある。それがどこか美しいと感じるのはたぶん人間だけだろうけれど、でも、とても気になってしまいます。

 ここに目を向けたこの第一人者のカメラマンは凄いなぁ~と。気になる以上、そいういうスポットがあれば、ぜひ、カメラを持ってそのテイの場所に行き撮影をしてみたい。その場所に立った時、少なからずこのカメラマンの方の気持ちが分かればこのドキドキの意味が少し理解できるかもしれないので。まさか、近い未来の日本像をこの写真に見い出しているとは考えたくないが、それに近い危機なフィーリングもドキドキに含まれているように感じます。

 IT、バーチャル、デジタル、インターネット、クラウド、仮想現実とキラキラする存在に心を奪われていると、リアルの世界はいつかこうなってしまいます的な警鐘のようにも感じますし・・・。