そもそもウエブログとは。

 ある方の書籍を読んでいたら、まぁ、当然そんな感じはしていましたが、昨今のブログやSNSやツイッターのコミュニケーションに警鐘を鳴らしておられた。まぁ、禅の視点からのこのコミュニケーションに対する警鐘だから、うなずける部分とそうでない部分があるのですが、特に「煩悩」についての切り口でした。うんうん、確かにそういうタッチやニュアンスはあるけれど、でも、無理をしない程度に楽しめてたらそれでええやん、という感じなので、そんなに清廉潔白に煩悩を捨てても「空」の概念は人間のある一部分だろうから、そちらにベクトルが向いたらそういう感じもいいかも・・・程度です。

 で、そもそも、ブログとはウエブログが出発点であり、ウエブ上に自分自身のために何かを記録するために発達した技術らしい。それが、インターネット=ブログみたいなムーブメントに煽られて必須アイテムみたいなテイになって、これを書かなければ時代に取り残される~みたいな妙な危機感でこれに取り組む。すると、それが無理苦理な分「苦」ののびしろが発生して、その「苦」をフラットに戻すだけで「楽」を感じるようになり、本来の楽しさではなく、「苦」ありきの「楽」という振幅を「楽しい」と心が誤認しているという警鐘である。まぁ、それはそれでいいじゃん。コメントがあればうれしいし、日頃、電話やお会いしてお話できない部分でインターネットを通じてちょっとでも音信が交換できればそれでいいじゃん。

 何もブログを書きながら、修行モードで「おおっ、苦しみ苦しみ。」って感じなくとも、書きたいことを書きたいタイミングで気楽に書けばそれがブログってもんではないでしょうか。昨今のブログブームでほんとにいろいろなサービスでブログを始める人が多いらしいですが、ある調査ではブログを始めたが毎月2本以上の記事をコンスタントに書いている人はブログに登録した人の20%だそうです。つまり、なんでもそうですが、3日坊主が80%存在するってこと。

 また、ブログを書くために文章の勉強をしたり、はずかしくないネタを集めるためにコストをかけて記事を買う、プロから文章を買う人もいるらしい。う~ん、本末転倒!そこそこ、本を読んで親しんでいたら、文章などなんとでもなるでしょうに・・・。いやいやそうでない人が80%いるわけです。でも、ブログをしている人の中の80%だから、していない人はもっと多い。つまり、ブログを楽しんでいる人の割合はもっと減るってことになりますね。おそらく、日本の人口比率で言えば、5%以下じゃないですかね。

 とはいえ、「だから?」は必要ない。あまり人と比較して「楽しさの基準」を適用するのは好きではないので、自分の物差しで自分の楽しさを切り取れば、それがブログでいいんじゃないでしょうか。