映画「ハート・ロッカー」

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 104冠ということでチェックした。爆弾処理班の戦場のディテールがそこそこの時間展開されている。「大人になると好きなことが減る。」のだそうです。何が104冠でアカデミー候補なのかを読み取ることはできなかったが、戦場のディーテルと主人公の心象風景の細やかさはさすが新鋭の女性監督。映像の端々にメッセージやサインが隠されていました。決してテンポのある映画ではなかったし、「海猿」を観ていいる人の心には決して響かないいくつものリアリティーがあったように感じています。

 映画のクオリティーとは観る前の時間の期待感と観ている時間のリアリティーと観終わった後の余韻からさらに時間の経過と共に心の面に浮きあがる絵や音や言葉の熟成度で量れると考えているので、観ている時だけ笑おうが泣こうが言葉を無くそうがそれはそれでいいとして、観る前の期待感と観終わった後の残照というか残像というか、そいういうモノの量と質で好き嫌いとか言い悪いとかの一番基本になる部分の目盛りで実測できるように思います。

 「戦争」を描く映画は数多あれど、そういう意味・視点・ベクトルで「ハート・ロッカー」は存在感のある描いでした。見終わった印象で言えば、ちょっと「ディア・ハンター」に似ていました。

オフィシャルサイトはこちら。http://hurtlocker.jp/