Water Land

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 「ウォーターランド (新潮クレスト・ブックス) 単行本 グレアム・スウィフト(著)真野泰(翻訳)」のどれかのキーワードでアマゾンか何かでヒットするでしょう。

 最近、ちょっと、書店で立ち止まってしまった書籍です。まぁ、長浜の書店なのでそう大きくもないし、あらゆる(まぁ、この部分もあらゆるとは語弊がある。かなり限られた・・・が正確な表現かもしれない。)カテゴがワンフロアに整理されているので(といっても、読みたいカテゴは非常に少ないし、新しく設置してほしいジャンルやカテゴを書店の仕入の方にお願いしてもたぶんニーズがないから却下だろう。)さほど、ぶらぶらしてても何か一冊に引きつけられることはそうないのですが、この一冊はスルーできなかった。何故だろう?まぁ、感覚的な理由だろう。

 So, これがiPad的な電子ブックには絶対に演出できないディテールだろうし、開発者も販売元もここを完全にスルーしているのをどうデジタルコンテンツで演出できるか分析・洞察しているが、今のところこの人間の最も感覚的で直観的な能力に訴求する機能はあのデバイスには存在しない。単一なハードケースの中に基盤を埋め込み「どうです!これが新時代の便利のカタチです!」って直線的な装いを装飾しようが、人間の頭や感覚は正確にそれらを感知しています。直観に訴えるといいながら、まったく逆のことをしているから始末が悪い、が、これも「一回、まわってワン!」みたいなもので(どんなもの?)、犬的には飼い主となくてはならないコミュニケーション。で、しばらく、「喰いつき」から「飽き」の間をしのげるだろう。

 話が完全に逸脱したが、そういう意味でこの書籍の存在感はどこか引きつけられた。デバイスの液晶画面がいくら3Dを駆使しようが、大の大人の足を止めさせるパワーないだろう。臭い系が大好きなハエさんはそのテイの嗅覚があるようですから、iPadの回りをブンブンと飛べばいい。うんこが土になりそこから何か新しい芽が出たらそれに私は水をやってあげたいかなという感じ。

 どうやら、この物語、かなりガチのようです。このタグイの物語は書籍を読みながら、自分の物語に反映できそう?もしくは、文章と文章、行と行の間に存在するディテールを楽しめそうな気が匂いがプンプンしてきます。だから、私もこの書籍の回りをブンブンと飛んでしまったという仕組み。