師匠のひとこと。

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 これは東京の師匠から毎年いただいているカレンダーの11月分。このひとことは心に突き刺さった。何か物欲が頭を擡げる時、必ず、師匠の声が頭の中でする。「それは本当に必要なものなのか?」と。確かに、それでスルーした買い物は数知れない。で、結局、買わないと決めたらそれは必要のないものだと知る。そして、何故欲しかったのかさえも忘れてしまう。言葉のチカラである。こんな心の師匠というかガチの師が私には7名いる。その方の言葉は何か迷った時、失敗した時、落ち込んでDEEPな時、必ずどこかから声がする7名の師匠。つまり、人間は絶対に一人で生きているわけではないということ。だから人間だとも言えるわけです。自分の自我をエゴ化させる仕組みがデジタルの仕組みの中には非常に多い。限定できないほど多い。が、それを進化だとか進歩で片付けて没頭する。その結果、心や頭が遍在する慣習や文化や価値感から切り離される。それが電子書籍だとは言えない部分もあるが、アナログの良さなど別に特筆する必要はない。デジタルコンテンツの質量のなさにいかにディテールや質量を施す設計ができるかが「デザイン」という仕事に含まれてる。そもそもそれが軸だったことが差別化のアイテムになりつつあることも摩訶不思議。いやいや、それを意識化するために、逆にデジタルデバイスがあると捉えるとこれが納得いく。本末転倒が一周まわってリアルなガチなホンマルに辿り着く。まさに「死亡遊戯」である。