繁栄とは。

 「人類10万年史、進化の原動力を解く。」か・・・。マット・リドレーという著者、英国のジャーナリストであり、オックスフォード大で動物学の博士号を取得。英国国債生命センター所長などを歴任した人物らしい。その著者が言っている。原題が「合理的な楽観主義者」となっていることから、その独自の視点がとても気になる。手の中の石斧をマウスに変えるまで10万年以上のひらきがあり、その精密な社会的進化のエンジンがあると言っている。そこにある「アイディアの交配」というフレーズがどうも気になって仕方がない。その視点から見た人類の未来ってことになるのでしょうけれど、これが、また、この著者のポテンシャルを覗きたいという気持ちをどこまでも刺激する。知能や才能や技能が交換されながら生成される秩序と言いきっているようですが、そのどこかにもし自分自身がいるとしたら、何か接点的なモノが抽出できるかもしれない。それが、日々の暮らしにどうF.B.するかは未知数として、探究の価値がありそうです。すでにファイナンシャル・タイムスとゴールドマン・サックスが本書を本年のBEST1に推挙しようとしていることからも、この著書、かなりありかもしれない。