トイ・ストーリー3

 ピクサーの映画を観るたびに思うことはなぜディズニーしきりの映画は面白くないのか・・・である。面白くないというと乱暴な言い方になってしまうが、楽しさが弱いというか、それぞれのキャラに魅力がないというか、物語にエッジが立っていなというか、創り手の意図が伝わってこないというか、どの場面をどう捉えてもカッコよくないのである。何故か?「好み」で全ての答は解決しそうですが。この「好み」が一番複雑。自分の「好み」をどう自分自身捉えているかをどこまで知っているということになると、これも未知数であり大枠ぼわぁ~としているようなモノだから仕方ない。としても、ディズニーの戦略はフワフワしてモノゴトの質量が限りなく0に近い。「夢がある。」とはこれまた都合のいい表現になるが、何を指して「夢」なのか。

 と、これと同じようなことが2大勢力の構図によく感じる。グーグルとヤフーである。どうも私は「好み」の部分でヤフーをあまり活用しない。とてもメンドクサイ。素晴らしいエンジンであることは周知の事実ではあるが、使うというスタンスでは使っていて楽しくない。業務的な部分が運営・企画・開発者の意図の部分だろうか人間的に相性が悪いという印象を受ける。シェア的には確かヤフーの方が日本人のシェアを獲得しているらしいからその理由がよく分からない。とにかく、ヤフーの印象は使っていて(あまり仕事上以外では活用しないが・・・。)感じることは「楽しくない。」である。

 で、同じテイでアップルとマイクロソフトの構図が一番仕事に関連する密接な比較になる。さて、この2社を抜きで自分自身の仕事は成立しないことを十分に理解しているというテイで、正直アップルはもうメンドクサイ。20年以上もお世話になってきていながらこんな判断をするのは非常に心苦しいが、もう、アップルは楽しくないし洗練さだと思いたい部分が鼻につく。一旦、このように何かがひっかかるともう最後の最後の細かい部分までがひっかかる。好きだった部分までが気になり好きでなくなる。これは道具だからと自分に言い聞かしてもどこかでボタンをかけ間違えている状態。折り合いはつかない。で、一方のマイクロソフトは最初はただの仕事のためだけの道具だった印象が、使っているうちにその機能性や安定性が身にしみてくる。派手でも戦略的もスマートでもないこのOSが実は実務的という部分でしっかりクリエイトしている実感である。「カッコいいからMACを使っている。」という声をよく聞くがこのレベルは本末転倒である。数百万クラスの腕時計を誇示している人間の薄さが比喩の対象になる。まぁ、そもそも、時計に数百万をかけるほど手持ちがないという現実を卑下している部分は否めないが、もしかしたら、手元に数百万ある人間になったら、必然的に高価なブランドモノの腕時計を購入するかもしれないが・・・。まぁ、このマジックについては非現実的な部分としてスルー。

 で、「トイ・ストーリー3」という映画、そいういう意味で面白くカッコいい胸の真ん中にズンと来ちゃう映画でした。たぶん、上記の方程式がすべて当てはまる「作り手」のそれだろう。