PC(ソフトウエア)を使うメリット#001

 意外とあたりまえのことになり、現代におけるパーソナルコンピューターとソフトウエアの連携は言わば「鬼と金棒」状態である。ビジネスにおけるこの不在はもう相当の孤立感を意味する。第1次から第3次まで産業という産業にインターネットとシンクロするこれらの端末・デバイスは必須アイテム中のアイテム。しかし、その活用術となると、ボトムレベルの書籍や導入部分のテキスト本は数多に存在するが、さて、ガチに専門的な活用術となるとその数はほとんど存在しないような気がします。まぁ、どれだけ専門書やこのテイの書籍をリサーチできているかということになると、さほど~レベル。これが仕事ではないのであくまでも自分目線のモノサシであることだけは言及したい。

 で、グラフィックデザイン・WEBデザイン・映像・音楽編集・プログラム編集からちょっとアートな活用術ということでのプロ編とまでいかないものの、パソコン+ソフトウエアと仕事の時間活用の部分での連携についてい少しノウハウ的なことを書いてみたいと思います。

 ある案件が始動すると、まず、プラットフォーム(パソコン+ソフトウエア+インターネット)でやることは、仕上げるために必要な材料・エレメントのリサーチと収集作業になります。既存のデジタルデータを加工する場合、0からソフトウエアで制作する場合、アナログな手法でイラストボードに向かう場合などなど、これが最後の最後の成果物のクオリティーを左右するので重要なポイントになります。しかも、当初予定していた材料がある方向性の起動修正でまた0からのリセットということも多々あるので、どこで入手してどのように作成してという材料としての管理力も大切となる。プラットフォームで作業する以上、これらのデジタル材料は全てハードの中にあるわけですし、カメラで撮影した写真データなどもしっかり管理しておかないと、検索して最適な一枚にたどり着くのに数時間かかることもあり、それはできるだけ効率を出したいところ。で、簡単な小さいサイズのコンテンツデータならそれほどプラットフォームのスペックは必要ではないが、相当のコンテンツを印刷物でもWEBでも構築するとなるとデータ容量が何GBあっても足りなくなる。映像などを編集して書き出しを繰り返すとあっという間に100GBは行くので、できるだけ過程のデータは削除したくないが、行程を吟味して削除をしている。

 さて、そんな仕事現場を踏まえPCとソフトを使うメリットのひとつに時間の効率化があると思う。つまり、どれだけハイスペックなプラットフォームでも一台では限界があるということ。また、仕事の案件毎にOSを選定しなければならない場合、WIN/XPというプラットフォームだけでは物足りない。できれば、複数のOSで複数のソフトウエアを常に連携させながら、作業を進めることがPCを活用する場合のメリットであり活用術のように思います。古くなったパソコンは遅いから仕事現場のネットワークから外してしまうのは一理あるが、それでも、新しいプラットフォームだけで処理できない案件が平行して動いている場合は、これも必須になる。ひとつの案件に集中してクリエイティブできるようなことはまず現場ではないので、常に3~4台のWINとMACが動いている状態がベスト。メインで作り、サブで管理する。ひとつでプイログラムを記述してひとつでグラフィックをオペレーションしてひとつで3DCGをレンダリングさせる。最後の1台はネット用で情報交換に活用する。それぞれの仕事の種類でプラットフォームは分ける方が確実に能率は3~5倍になると思います。

 そこで作業の効率を左右するのが、ベタなところで「キーボードのショートカット」が大切。グラフィック・WEB・映像・プログラム系のソフトとなると、少なくとも7~9個(それぞれにWIN版とMAC版)を使っているので、ショートカットが個々のバージョンで異なる。生産性の効率を上げるためにこれらがすべて手に馴染んでいないと意味がない。つまり、デザインの作業とは言え、ソフトがどれだけ手に馴染んでいるかが勝負なので感覚的な部分でも論理的な部分でも会得しておくことが大切。その上で、複数のPCとソフトウエアの活用術が見えてくると思います。

 イラストについて言えば、あまり、ソフトウエアでは描くことがないので、イラストボードと筆やペンなどのツールも必須になる。着色して乾燥させている間に3Dのレンダリングをしてインターネットで検索する~みたいなことが体感としてできていると、「おおっ、パソコンとソフトウエアってやっぱいいじゃん!」となりますね。