コラーゲンで得た「若さ」。

 人は老いて死ぬ運命にある。しかし、明らかに不自然な「若さ」を整形手術やコラーゲンで得た人は本当に「若い」のか?見た目につやがありすべすべの肌が本当に「若さ」の基準なのか?仮にそれらを施術していることや服用していることを知らずその方に会い、年齢よりもどこか若い感じがすると感じられるのだろうか?広告やテレビに出てくるグラマーでつやつやの女性達はそれでいったい何が手に入ったのだろう?「若さ」にもいろいろな基準があるし、実際、年齢的に若い女性の魅力が30・40・50歳になり肌がくすみ身体のハリがなくって容姿が変貌したとして、それは自然の摂理である。しかし、世の女性の皆さまはなんとかして「老い」を止めたい、もしくは、若い頃に戻りたいと願う。このニーズで巨万の富を得た企業の人達は、やっぱり至誠が天に通じたと達成感に浸ることができるのだろうか。結局、絶対に手に入ることなどない「若さ」を付け刃な技術と元素でとりつくろい、そのひとときに短い達成感を感じているだけのような気がしますが、これが、ビューティービジネスの本丸だから仕方ないのか。

 男だからこの気持ちは永遠に理解できないだろうが、私は年齢と比較して頭の毛が薄い。30歳頃から薄くなりかけて35歳ぐらいには明らかに薄くなってきたので、そこから気にするのが邪魔臭くなって丸坊主(3mm)にしている。でも、薄くないところが伸びてくると「あ~あ、薄くなってるなぁ~。」と思うが、それ以上は何も感じなくなってしまった。しかるにかつらや育毛剤のCMを観るたびに、ここにニーズがあるんだなぁ~と思うが、それにコストをかけることはない。おまけに半分以上(残っている毛髪)の白髪である。大人のルールとして黒色かブラウンに染めたらとも言われるが、それも、メンドクサイ。つまり、メンドクサイ人はこれらのビジネスの蚊帳の外なのである。薄くなりかけた30代の頃は、育毛剤や頭皮にいいシャンプーなどを買っていたが、それも飽きた。結局、そういう人間だから、そうなったのかとも考えてみたこともあるが、それもたまたま。DNAにそう記述されていたタイプの人間だから仕方ないと思っています。

 でも、「若さ」って実際、どうあることなんだろう?肉体的なことだけじゃないと思うのですが。どうでしょう?これもやはりないものの自暴自棄なのだろうか。まぁ、仕事ができて、ゴルフができて、山に登れる身体とそれに見合った技と心があればいいかなと思っております。それでそれが今のところ一番「健康」な状態かなと・・・。