しいていうなら・・・。

 京都のラーメン店は競争率が激しいらしい。それぞれ自慢のスープに麺とアレンジを加え、小さいお店ながら味ひとつで勝負している。そんなお店が立ち並ぶエリアだからこそお互い研鑽しながら自分のお店のスタイルを追求している。だから、ニーズが反応してラーメンの街を形成している。なんともまぁすばらしいルーティーンだこと。小さい規模の単位でも創意工夫でお店の中核競争能力を磨いておられるのですね。そんなお店の店長さんの心意気は高い。とても高い自身に溢れているからかなりエゴがきついのかと思いきや、テレビの企画で「しいていうならこちらのお店より美味しいラーメンは?」などという失礼な質問にも、ちゃんと答を用意しておられる。自分のお店のラーメンが一番だという自負と、このお店だけにはかなわないという至高の心。これは、もう、勝った負けたのレベルではなく、リスペクトの部分だろう。自分の位置を決めるのも自分であり、結果、お店に来るお客様にそのbestを出し続ける大切さと、それでも、まだ、高みがあるだろうと余裕をかまさない真髄。山は登る人を選ぶか人がそれを選ぶのか?みたいな。

 いやいや、しかし、美味しそうなラーメンのオンパレードでしたね。「たかがラーメン、されどラーメン」なんですね。まぁ、私も同様に同じような小さい規模の会社ですから、「たかがデザイン、されどデザイン」的な心意気で日々の研鑽を怠らぬように邁進したものです。「このデザインうめぇ~~~!」「アクトのデザインはええらしいでぇ~!」「琵琶湖の湖畔にオモロイ奴がおるでぇ~!」と言っていただけるような試行錯誤自己啓発を追及したいものです。