アドバイスの在り方。

 エキスパートの方からのアドバイスはいつも芯を喰っている。ライフシーンにおいてビジネスシーンにおいて、そして、趣味趣向のジャンルにおいて、ほんとうに壁にぶちあたる度にいろいろな方からの助言やアドバイスを頂き、迷走中に適正・適切なアドバイスを頂いた。今こうして仕事をさせていただいているリアルについても、若い頃にお世話になった皆様からのアドバイスが有効に機能している。言わば、仕事とは人生とは自分で勝ち取った知識や経験で成立していると思いがちであるが、実のところ、多くの他人からのアドバイスで成立していると言っても過言ではないのかもしれない。

 趣味のお話ですが、ボルダリグやロッククライミングに興味を持ち、映画や専門書やDVDでそのたくましいクライマーの容姿やボルダリングの映像を見ていると、「おおっ、凄い腕回りだ!凄い筋肉だ!ええっ!指2本で懸垂!!!」などとインパクトのある部分だけを捉えて、身近で可能なトレーニングとして腕の筋力トレーニングをし始めるパターン。「指のフックだけで懸垂が10回できた!」とか「片手で10秒ぶら下がれるようになった!」などと力の部分だけのトレーニングでなんかもう岩をごいごい登っているような気になる。しかし、ジムの方から頂いたアドバイスはこうだった。「ボルダリングやロッククライミングは力ではないのです。ルートを見極める観察力とプランニング。そして、自然の壁に臨む時、そのポイントに身体をマッチさせ適合させ登れる柔軟な筋肉としなやかな筋肉、そして、ある一定の力を長時間維持できる持久力が大切。で、腕の力はその次。あればより高いクラスに挑戦はできるが、あくまでも腕の筋力はおまけ。」だと。う~ん、心に沁み込んだ素敵なアドバイス。

 その日から、ぶら下がりながら身体を捩じったり揺らしたり。風呂上りもちょっと仕事の合間の待ち時間などに屈伸や股関節のストレッチをしています。何事も奥を見たければ心を開く必要があり、逆に心を開かせるには何事もその奥を会得している必要がある。この2点の間で成立するアドバイスこそが、もしかしたら、ボルダリングをする楽しさなのかもしれない。これと同じことが山登りやバスフィッシングやゴルフなどにも適用され、同じく、仕事やライフスタイルの様々な場面でも同様に機能しているのだと思いますね。

 いろいろな方のアドバイスで楽しく生活し仕事をしライフワークを楽しめているのですから、私自身もいろいろな方にセオリーや固定観念ではない適正なリアルなアドバイスを投げられるような人間になりたいと思います。それには、やはり、心技体のバランスが本丸の本丸だと思います。という一番大きなアドバイスでした。

comments

何事も奥を知りたければ心を開く必要があり、心を開かせたいなら何事も奥を会得している必要がある。
いい真理ですね。

  • kuni
  • 2011年02月25日 21:05

しかしながら、心の領域も含めた万物・万象の奥とは、
無限であり有限であり人知の領域からはるか彼方。
しかし、人間はそれを知ってしまった。

そこで固体としてのポテンシャルは追及に向かうのか
無視と判断するかの選択を都度迫られます。
このジレンマこそが人生の一側面です。

出会うべくして出会う人、分かれるべくして分かれる人。
失ったものの大きさと今自分にある共感の数。
これで人のソフトの部分は形成されている。

元素やアミノ酸やタンパク質などのハードの部分も
これまた奥が深い。

私は双方でアプローチしてひとつの壮大な物語を
生きた証としてこの世に残したいと考えています。
手塚さんも宮崎さんも浦沢さんも尾田さんも岸本さんも
辿りついていない世界を描きたい。

そこがドラマチック、それこそがドラマチックだと思います。

  • khuz
  • 2011年02月26日 08:08

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