ハラリを、パシッと。

 歳と共に年々いろいろなところが鈍くなる。数年前に腰と首のヘルニアが最悪状態になり、杖生活を余議なくされていた。その時は立っていることが辛い。仰向けに寝ることも長時間は辛い。ましてや、急な動きなど・・・。という状態でした。その原因はいろいろ複合的であり、その症状も手足への痺れや皮膚感覚の軽い麻痺などかなりひどい状態だった。しかし、治療方法はないという診断を下され、途方に暮れていたがそれでも仕事はしなければいけない。どうにかして日常生活に支障のないところまで復活しようと、毎日毎晩軽いストレッチから長時間の風呂での半身浴。ストレッチや軽い腰に負担のない運動を日課にした。そして、なんとか復活して3年である。普通にチョップ君と散歩したり、時にはチョップ君に合わせて軽く走ったり。これはもう夢のような状態である。

 そんな腰痛生活の副産物と言えば、足と腰が全然不安定だから、何をするにも両手で支えながら動作をする。すると、両手の筋力や握力は毎日のことだからかなり強くなり、身体を支える時でもできるだけ腰に負担をかけないレベルで両腕がそれを担った。おまけに腰を伸ばすために階段の踊り場でぶら下がることを続けていたらさらに両腕と握力が鍛えられた。調子にのって懸垂を繰り返しているうちに腰も首も足腰も強くなった。これが非常に大きな副産物でした。最悪の時は走るなどとてもできなかったが、今では100mぐらいは全力で走れる状態。

 すると、それまで仕事中に、紙が何かのタイミングでハラリと床に落ちたり、コロコロとデスクから何かモノが落ちそうになったりする瞬間に、手が反射して紙やボールペンなどをつかめるようになっていることに気がついた。つまり、腰や首が痛い時はそんなことでさえ、できていなかったということ。ハラリと落ちそうになる紙をパシッと掴める反射神経が戻ってきたことこれは意外と嬉しい瞬間でした。

 まぁ、何事も心技体なので、ビシネスチャンスもハラリとなりそうな時でも、パシッと掴める心と頭に復活しているといいなぁ~と思います。必然的に反射神経、筋力、持久力も毎日のトレーニングで一定レベルを維持できている。疲れない身体、太らない身体、俊敏に反応できる身体があれば、心も技も同期するのかな・・・と思います。何事もふわふわした情勢ですし、ハラリを、パシッと掴めるよう、トレーニングトレーニング。