「失敗」より実は怖いモノ。

 人はみな「失敗するのが怖い」と言うが、本当に恐れているのは、「成功するかもしれない」ということであるらしい。億万長者や有名・著名になりたいと夢を描くが、実は、夢はいつまでも夢であってほしいというリミッターを解除できない人が大多数だという仮説。ある書籍からの引用ですが、創造性を高めることは社会に対して自分を露呈させる。社会というステージで自分を表現するためのシンプルなアプローチだという仮説を元に、ほんとうのほんとうのところで、人は実は「成功したい」と頭で想い、公言しながらも、実は「失敗してもいい」と考えているようである。なんとなく、人間の心を言い当てている強い文脈だとこの書籍を読んでいて感じた。だから、「神様・仏様」のシンボルも同じ、「神がいない。」と嘆くことで皆と共感・共鳴させることが根底の仕組み。で、実はほんとうに「私が神です。」と、目の前に神様が現れることは100%想定していないわけ。つまり、「神が実在してては困る。」のであるという論法。すべて人間の心の綾の部分ですから、ゴールは人それぞれでいいとして、「成功と失敗」の下りは創造するということを仕事にしているクリエイターにとってみれば非常に大切なメタファです。

 もう、リミッターは相当解除されているつもりでも、歳相応に余計なリミッターが付いているはず。ヨセミテハンマーでウォールの壁にアンカーを打ちこむように、ピッケルをガッツリ、フックアップさせるために、余計なリミッターは叩き壊したい感じですね。

 ただ、「失敗」と「成功」の相関性については、別のアプローチもあるでしょうし・・・、これは、また、いつか。