イノシシの牙。

okiniiri006.jpg
 まぁ、これを¥3,000で譲ってくださった方は「この牙はモンゴルのオスのかなり巨大なイノシシの下顎の牙です。」と言っていたが、その言葉の真意はどうでもいい。京都の山奥のイノシシでもマダガスカルのヒヒの牙でもなんでもいい感じ。とにかく、この存在感、このフォルム、この色、この質感がたまらなかったのです。現地ではこれはお守りとして首にぶら下げたりしているそうですが、まぁ、そんな現地の人の慣習もどうでもいいこと。とにかく、この物質と出会えたことに対して¥3,000という代価を支払ったという構図。

 歯肉がまだ残っている感じ、ちょっと、牙の根元が汚れている感じ、もう、このリアリティーは素敵過ぎました。

 で、カミさんが「これを何に使うのか?」と聞くがこれはナンセンス。世の中の物質が全て「使うため」だとか、「食べるため」だとかっていう目的に存在しているわけではない。人間はいつも自分が中心だと思っているからそうなるが、人などただの炭素でできた水風船。カルシウムの芯で重力に反発しながら、クネクネ生きているが、地球目線で言えば、それ以外何者でもない。逆に悪いことばかりしている感じではないだろうか。これも全て自分達が中心だと誤解しているから。電気もガスも石油も全て地球の加工物。アップル製品の基盤もサムスンの色素もトヨタの電極もすべて地球の元素の加工物じゃないですか、火影にペインが「奢るな」と言ったが、まさにそれ。

 皆さん、いつかカーボンに還るんですから、生を謳歌しましょう。イノシシの牙を仕事場のmy祭壇に置き、毎日それを見ながら脳が活性化するとしたらそれで充分¥3,000以上の価値はあるでしょう、と奢っている。Shit!