17種類のパフォーマンス。

 ココッティが言う、「俺は人の嘘を見抜く力がある。嘘をついた時の男には17種類のパフォーマンスが現れる。ちなみに女は20種類・・・。」と。あのトレーラーの一室でのココッティ(ウォーケン)が迫力満点で攻める。それを受けるデニス・ホッパーの存在感。ココッティ、「お前が息子のことを隠していることは知っている。そして、それを私に言わなければお前自身がどうなるかもお前は知っている。いいな、息子はどこに行った?」。しのぎを削る父親(ホッパー)、「よし、わかったよ、息子はやってきたが、お前たちの言うようなことは一切話さず、500ドルを持って行ってしまったよ・・・。」見つめるココッティ。左ストレートでホッパーの鼻骨が折れる。

 そして、さっきは断った「チェスターフィールド」を改めてココッティから1本貰い火を付ける。そして始まる名シーン。「俺は本を読むんだ。」~割愛~「さぁ、今、俺の言ったことは嘘か?」う~ん、最高のシーンです。この10数年、いろいろな映画を観ているがこのシーンを超えるシーンはひとつもない。

 ウォーケンとホッパーの最高のシーン(ディアハンターよりもいい)である。言わば、この映画のひとつの大きな核はここ。結果、タランティーノは「レザボア」を書き、「トゥルー・ロマンス」を書き、「パルプフィクション」を書いて失速していった。それも仕方なし。世の常。あとは、変人・奇人で通用するのだからそのキャラで過ごせばいい。でも、いずれ、また一周回って、「レザボア~」のようなエッジの効いた作品を創られることだろう。と、まぁ、そういう意味も含めて、パルプフィクションの「金時計」に続く・・・みたいな。

comments

こうやって紹介されると観たくなるんですよね。
でもレンタル屋さんに無いですよね、何ヶ月か前に「パルプフィクション」を観たくなり探したのですがありませんでした。
サミュエルジャクソンのエゼキエル25 17のくだりを聞きたくなったのですが・・・。
最後のシーンでジャクソンにへこまされた二人がお互いを支えながら立ち去り、席を立ち立ち去るジャクソンのティーシャツに短パンの滑稽な画、あれはジャクソン以外には無理ですね。

  • kuni
  • 2011年06月02日 21:54

ないでしょう。
長浜の大きなレンタル屋さんでも1枚でした。

「パルプ~」も最高です。
ひさびさに観たくなる映画のひとつですよね。

ジャクソンも「トゥルー~」には出ていますよ。
それもびっくりするような贅沢な登場です・・・。
どこかで探してぜひ!

  • khuz
  • 2011年06月03日 07:48

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