家にある本の数。

 子どもの学力は何によって決まるのかということはさまざまな角度で検証されていますが、遺伝や環境の影響など多くの分析がありますが、その中ではっきりとプラスの影響があると分かった興味深いことがあるとのこと。それは何かというと、「家にある本の数」だそうです。これは、勝間さんの書籍本文からの抜粋ですが、非常にいいところをチョイス・フォーカスされるものである。

 これも、ただ「家に本がたくさんある」ということだけで、親が子に読ませている、ということではないらしい。最も重要なポイントは本の存在だと。つまり、家にある本の数が多いと、子どもの学力が高いらしい、ということが分かったそうです。「家にある本の数」というのは、親の知力や資力、知的興味などを示すものである可能性はありますが、必ずしも本の数が多いということだけでその親が必ず「賢い」わけではないですし、ましてそれだけで学力が養えるとイコールではない。しかし、本があることで、子どもの知的好奇心が広がるという相関関係があるのかもしれないということをこの統計は示唆しているということ。実際に統計的には家にある本の数が子どもの学力の代理変数になっているという文脈でした。

 これにはちょっとドキリですね。昨今の「ゆとり教育」だか「脱・ゆとり教育」だか知らないが、「教育」を行政や教育の現場の人達は弄び過ぎなのかもしれないぞ。そもそも、「教育」の定義が歪んでいるから、地頭の弱い社会人が増え、経済が歪むのかもしれない。まぁ、歴史から人は学ばないので、体系的に統計的に相対的に正解に導くことも重要ですが、直観的にミクロに絶対的なリテラシーも当然必要ですよというひとつの指標にはなるような気がします。たぶん、これらのリアリティーは電子書籍だけでは絶対的に何かが足りないんだろうなぁ~。教育の最少単位は家庭なんですね。これは責任重大です。