頭に汗をかくこと。

 確かに身体の健康のバイオリズムがある。それは、一日の周期でも四季の周期でも一年の周期でもあるのですが、大きく10~12年でサイクルがあるように思います。つまり、10代から40代にかけてそれぞれ身体が少しづつ変化しているような感じです。まぁ、10代の頃など風邪をひいたら病院に行く、ケガをしたら治療するレベルで、自分での健康管理意識などないに等しい。そして20代は一人暮らしの中でとてつもない食生活とこの仕事ならではのどこまでも不規則なリズム。もう、今考えると無茶苦茶に近い前人未到の生活サイクルでした。たぶん、それは若さでなんとか乗り切れたのだろうが、今同じことをしたらたぶん根本的な問題が発生して仕事などできないだろう。ってぐらい無理ができた。そして、30代はそれに少しづつ気づきはじめ少しづつサイクルを安定させようと努力していたような気がします。20代のペースで仕事をして「たぶんいけるだろう・・・」が「ああ、やっぱ無理だった」みたいなことの繰り返し。まだまだいけるからもうそろそろなんとかせんと仕事に支障をきたすぞ・・・みたいな。で、40代になった瞬間、ドカン!と40年間のおつりが返ってきた。見事に返ってきた。

 首、腰、体力、精神力、何をとってもボトムだった。ヘルニアのヘルニアたる所以を自分の身体でほぼ2年間、これでもかってぐらいに刻印させられた。何をどうやってもおかしい日々。これは実際辛かった。まともに運動ができない、1年中杖をついて仕事先に行く。夜は倒れるように崩れる。そんな中、留意したことはお風呂に15~20分入ること。夜遅くまで仕事はしないこと。朝飯はしっかり食べること。そして、できることでいいから時間を作って小さい運動でいいので自分の身体にマッチした無理のない継続性のある運動をすること。これを毎日続けることでなんとか43才頃から歯車がかみ合ってきた。すると、それまで、手汗や足汗が多かったのが、背中や腹に汗をかくようになり、最近ではこの暑さも影響しているが、頭に汗をかくようになった。不思議とボトムな時は手足だけしか汗が出ない。まぁ、その程度の運動しかできていなかったに他ならないが、それでも、一日、びっしり外回りで汗をかき充分に水分を補給して、どこでも昼寝を10~15分する。これで、昨年の夏も別段普通に乗り切れた。今年もどうやら節電節電で厳し夏になりそうですが、ちょっと、散歩したり軽いスクワットや懸垂や縄跳びをすると頭から背中から腹から手足まで均一に汗が噴き出す。これはとても嬉しいことだ。人間、暑い時は暑さへの正しく身体が反応することが一番の健康状態。だから、節電節電でクーラーは28度とか言っていますが、別に扇風機さえあればクーラーは必要ない。仕事場でも同じ、軽く40度を超えてくるが、扇風機で仕事はできる。ただ、パソコン君が熱を持たないようにだけは注意しながら。ので、一番気温があがる1~3時はパソコンのために部屋を28~30度にしています。健康についてこれほど神経質になったのもいわゆる「痛い目」に会ってきたから。やっぱ、人間、健康が何よりも一番の宝物ですね。

 昨晩、ある番組で100歳のおじちゃんが憧れのプロ野球選手に会えて、直立不動で歳で言えば半分以下の若造を前にして、目に涙を浮かべて「100歳まで生きてるといいこともあります!」と感激していた。これこれこれ!思わず、目頭が熱くなる。人生ってこれですよこれ!地位とか名誉とか肩書きとかどんな団体に属してどれだけ資本があるかなんてクソです。そんな属性のどこに価値がある?このおじいちゃんは人間の人生の最高の理想形だと思った。いつも笑顔でそのプロ野球選手からユニフォームを貰って子どものような笑顔だった。うん、絶対、こんな100歳になるぞ!!!