安全パトロール出動!

 それは、ほぼ、10~15秒の出来事であるから、全てが風景描写でしかない。しかし、その風景は今でも目に焼き付いている。だから、すべらない話というカテゴリーにしてしまったが、すべるとかすべらないというほど実はこの話には展開力も物語性もない。しかし、いったい何が起こっていたのか?その場所でどのような事件が発生してそこにいた安全パトロールの対象である、小学校低学年の7人に何があったのか・・・?それが、今でも気になって仕方ない。

 東近江市にパンフレットの配達に昨日行きました。昨日は梅雨明けしたような感じの猛暑。ちょっと、打ち合わせをして車に戻ってくると車の中はほぼオーブン状態。窓を全開にして風を通すが車のボディはお湯を沸かしたやかんのようにチンチン。さすがにやけどはしないだろうが、シートに座った瞬間、全身から汗が噴き出す。早く窓を開けて走り出さないと脱水症状で車の中で熱中症になるだろう。ってぐらい暑かった。

 だから、その場面が視界に入って来た時も何かご近所の年配の方が小学生の子どもたちの集団下校を見守っていて暑さで誰か倒れたのかと思った。それぞれの街でそれぞれ老人会の皆様が旗を持って道路の角に立ってくださっているあれ。ああ、おじいちゃんがんばっておられるなと思ったが、あれ?そのすぐ後ろに白い軽自動車で屋根の青色のランプが二つ点灯している。車の止め方も路肩でどうやら緊急モードのようである。で、そのおじいちゃんは何やらその低学年の子ども達を集めて何かをしゃべっている。大きなジェスチャーでよほど何か子ども達が危険な行為をしたのか、子どもたちが安全でないことをしたのか?という状態でした。

 一方子ども達はそんなおじいちゃんの話半分かなとすぐ右となりを車で通ると、全員がおじいちゃんの顔をじっと見て視線が固定さている。まるで、学校の先生に怒られているような、いや、それ以上の緊張の表情である。全員が後ろに手を組み、まるで、精鋭の特殊部隊が鬼教官を見るように微動だにしない体制で、その安全パトロールのおじいちゃんの話を聞いている。

 うん?いったい何があったのだ?安全パトロールのおじいちゃんと7人の小学学生達。その右となりを車で通る時、少しスピードを落として何か一言でもおじいちゃんの声が聞けるかと聞き入ったがが何も言葉は聞こえなかった。その場所を通り過ぎ、サイドミラーでおじいちゃんをチラリと見ると、さっきまで、腰にかけていた右手を上下に激しく降って小学生に何かを注意していた・・・。う~ん、何を言っていたのだぁ~???

 昨晩、寝る時もそのことが気になってしまったし、今でも、何を言っていたのか気になって仕方がない。ただ、間違いなく言えることは、あのおじいちゃんは心の底から近所の子ども達のことを考えている立派な安全パトローラーだということ。う~ん、何を言ってたのだろう???