1番キャッチャーで3試合。

 昨日は自治会の恒例のソフトボール大会。朝7時20分に集合。もうその段階で、グランドの土はカラカラで最近ろくに雨も降っていないので、ちょっと走れば砂煙状態。水を捲くわけでもなく、そのままの状態でソフトボール大会が始まった。十里町のチームは第2試合だったので、私は最初の1時間は塁審でスタート。その段階ですでに汗が全身から噴き出してくる。グランドには7時前に到着して役員の皆さまが準備しているのを見ながら準備体操とグランドを2周程走っていたからである。しかし、私の身体の中のどこかには、野球(ソフトボール)スイッチが身体のどこかに埋め込まれているのだろ、「プレイボール!」という主審の声で、身体の疲労感がなくなり、気持ちというか集中力が臨戦モードになる。これは、不思議。野球(ソフトボール)は小学4年生から硬式の高校3年生までやってきたから、試合がスタートすると、スイッチが入るのだ。さすがに身体はその頃の10%もイメージどおりに動かないが・・・。

 で、午前9時から十里町チームの試合。私は1番バッターでポジションがキャッチャー。昨年はレフトで死に欠けたがキャッチャーはずっと動いていなければいけないので、それはそれで厳しいポジション。キャッチャーの元気がなくなると、ピッチャーにその影響が出て、それが内野・外野と伝導する。8人のプレイヤーを守り時間の間ずっとひとりで見ているのもキャッチャー。だから、ピッチャーに対して1球1球声をかける、フライやゴロが飛んだら内野に声をかける、ランナーがいれば適正な塁にボールを投げる声をかける、そして、その他も試合の流れを切らないように全員に大きな声を出して試合を盛り上げるのもキャッチャーの仕事。だから、疲れる。でも、楽しいポジション。そして、1番バッターは試合開始の第1番目の打者。初めて敵のチームと対する打者である。だから、絶対に三振とかフォアボールはない。ちょっとぐらいのボールコースでも打ちにいく積極性が必要不可欠。それが、試合の流れを大きく作るからである。私は常にどんなボールでも1球目はスイングする。それぐらいの勢いがなければ1番バッターの意味がない。ストライクでもボールでもヒットにするぐらいのタイプでなければ、他の打者に沈滞ムードが伝導してしまうからである。で、当然、1球目の山なりのボールに喰らいついて左中間にヒット。

 で、1試合目も2試合目も大量リードでコマを進めたが、3試合前、相手側のベンチに現れたのは全員ユニフォームの「本気チーム」。う~ん、これは親善ソフトボール大会だったはずが、一変、グラウンドの空気が変わる。もう、こうなると最初から威圧されている感じ。どうみても全員20代と30代じゃないの!?ってぐらいの完成されたチームが相手。これに勝てば準決勝なのに・・・。試合が始まる。十里チームは先行を選び、私が最初の打者。相手のピッチャーもどこか苦笑いの余裕モード。ふわりふわりと明らかに打ってくださいよ、完璧な守備でウチは絶対に守りますからぁ~というタイプ。親善ソフトだから早いボールは禁止なのでここだけはどんなチームでもしょうがなく条件は平等。にしても、どこか余裕のピッチャー。そして、後ろで元気なキャッチャー。さらに元気なベンチの応援団みたいな相手チームとの試合が始まった。しかし、今年の十里町チームはちょっと違う。とにかく、そんなピッチャーに翻弄されずに、叩きつけるバッティングで適打を重ね相手のエラーを誘い最終回の段階で10対7で十里チームのリード。

 最終回の打順は私から。もう、あと1点でも2点でも獲っておきたいところ。当然1球目から打ちにいく。渾身で振り切ったボールは鉄壁の守りをしてきたサードの頭の30cmぐらい右横を抜けレフト線を抜けていく。サードはグラブを顔の前に上げただけの反応だった。なんとも爽快な一打だった。その打球はレフトも追いつけずランニングホームランコース。もうすでに3試合目、足はセカンドベースを回ったあたりでへろへろ。でも、なんとかホームイン。その次の瞬間、レフトからダイレクトにボールがキャッチャーミットへズバン!あと、数秒遅かったらアウト!?なんとも、本気なチームなのである。で、1点を加えて11対7で、最終回の相手の攻撃。さすが打線がここでも爆発して、4点を入れられる。でも、そこで踏ん張ってなんとかなんとか引き分け。ゲームセット!!!(あのホームランがなければサヨナラゲーム・・・。)

 で、大会ルールで、9人9人でじゃんけん勝負。じゃんけんの順は打順と同じ。皆さんから緊張の視線が注がれる。結果、私は勝ち、2番の方も勝ち。2勝!が、しかし、ここで、十里チームの勝利の女神はいなくなった。3番から7番まで連続で負けて、なんとも惜しい惜し過ぎる3回戦の敗北だったのです。う~ん、楽しかった楽しかった!

 しかし、最後のサード線への1本は爽快でしたね。あんな動きをしていたサードが一歩も動けずグローブを顔の高さに上げるだけだった感じ。顔の前にグローブを上げた瞬間、ボールはもう頭の後ろみたいな。

 へとへとのへとでしたが、楽しい3試合でした。人間、スイッチが入ると信じられない底力を持っているものなのですね。このホームランはいろんな意味でいい感じでした。もうちょっと前段階からの走り込みが必要でした。反省・・・。