MBAのコミュニケーション編か・・・。

 「いかに考え、いかに伝えるか?」ということですが、MBAを取得したある友人は確かにその国で国家の保安システムの仕事を引き受けているシステム会社のトップで頑張っている。何がなんでも会社を経営しているから有効打が打てるとは限らないし、組織や企業に属さずとも職人技でグイグイ行く人もいるのだから、何事も経営術ありきではないが、やはり、多くに受け入れられているMBAだから気になっていると言えば気になる。が、ただ、それほど深く入るようなことはしてこなかった。コミュニケーション編ということで編集されたこの書籍だから、現代のビジネス現場のニーズに沿った部分を厳選して紹介しているとしたら・・・の部分でちょっと気になる一冊ですね。

 「人を理解から共感へと導き、モチベーションを高め、スキルアップを促し、WIN-WINを構築するためのコミュニケーション術とは?論理思考を対人的な営みに応用し、ビジネスで重要な5つのシーン「伝達」「説得」「交渉」「コーチング」「会議」の構造を明らかにしながら、効果的なコミュニケーションを実現するための思考法、ツール、メソッドを伝授する」という。現実はこんなに全てが全て割り切れる整数ではないにしても、このアプローチがビジネス上のコミュニケーションを潤滑にするひとつの手法なら一度知恵として得ておきたいかなと思っております。

 たしかに、「いかに考えるか?」という部分はとてもひっかかりますよね。

 「論理」などひとことふたことで語れるような代物ではないが、時間を費やしただけののびしろがあるにはあるのだろうが、何も現代を生きるために必要なことは「論理」だけではない。いくら餅をキレイに描けても餅を食べるには餅米が大切であり、稲のお話から土のお話から育てる餅を創る料理するを経て初めて「美味しい餅」になる。「ほぉー、これは美味しそうな餅の絵だ。」というのと「うん!美味しい!このしょうゆ味がたまらん!」とは異物。