「仁」の舞台。

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 お茶の水の風景。テレビドラマ「仁」でよく見かけた場面。江戸の歴史の上に東京があるとしたら、現代の日本人は江戸から明治にかけて時代を駆け抜けた人をどれほどリスペクトできているのだろうか。高度経済成長が見事にはじけたことで30代・40代・50代のドロップアウトしそうな人達は何をどう捉えて人生を過ごしている。仕事を失ったのか、自らの求める場所に納まったのか、そして、それが偶然か必然か、これらの人は自分を振り返るこが多いだろう。社会のシステムを地域のシステムを家族のシステムさえささえられない人がこの東京にこの日本にどれぐらいいるかは、まぁ、それもどうでもいいことですし、別に政治家でも企業人としてCSRのかぶり物をするような立場でもないのだから、そういう人が日本の未来にどの程度何の影響協力があるかについての思考は保留。そんなことよりも自分のこと、自分の家族のこと、これで精一杯。ひとりの医者が江戸にタイムスリップして現代を変えたとか変えなかったは別にどうでもいいので、江戸という時代が維新に向けてどうあるべきだったかを問う南方仁というキャラクターはなかなか人間臭くって、大沢たかおさんの演技に心を奪われていたあの「仁」のこと。少し想い出してしまった場所でしたね。