労働法入門!?

 普通ならこの分野の書籍は平気でスルーなのですが、なんとなく、気分的に少々心が喰いついてしまっている感覚がある。別段、その基準値だとか「働く」ということや「社会人」の定義について正面から取り組んできたつもりもないし、そもそも、この仕事をしてきた上で「働いている」という意識がどこかの段階で欠落しているような感覚もある。確かに、高校生の時に大学で一人暮らしをするために自分の好きな家具を買うために建設業のアルバイトをやっていた。雪の降るかなで一日中セメントこねて運んでこねて運んで・・・みたいな。腰にロープ一本括って土砂崩れした山の斜面にブロック塀を積み上げるために30mぐらいの高さで平気でぶら下がってスコップで山の斜面を削ったり、延々と続く田んぼにU字溝を並べるために凍っている田んぼの中に降りてU字溝を一日中並べる。挙句の果てに、トラックからその自分の体重ほどあるU字溝が太ももの上に落ちてきて田んぼにドボン!みたいなこと。さてさて、こんな危険な仕事をなんの保証もなしに平気でやっていた感覚で言えば「働いている」というリアリティーはあったような記憶。そのまま大学の頃も美術やデザインに関する書籍や画材を買うためにアルバイトをやりまくった。昼から夜になりまた次の昼になり最後はその夜中で終わりみたいな40時間ほど寝てませんが普通に成立する世界。でも、それは、目的があったからであり、労働環境について何か基本を会得していたかというとそんなことどうでもいいことで、とにかく、アルバイト代の為に与えられた仕事をした。それが、仕事だった。では、「社会人」とは何だろう?どこかの段階で学生から社会人になったかと言えば、それは大学の卒業の瞬間だが、それでも、その瞬間にスイッチは入らない。というか、働くと言うことで言えば、小学生の頃から家の夏季旅館の手伝いをしていたから、ここがスタート。だから、社会人という意識の境界はさほど明確ではない。ただ、大学4回生の冬、大学が終わるなぁーと感じた時、「社会人」という言葉のリアルを少しづつ自分の中に取り入れていかなければ・・・と感じた記憶がある。

 で、そんな、「働く」感じなので、今更「労働法入門」と言われてもピンともスンとも来ないが、なんとなく、この「労働法入門」という書籍が気になっている。さてさて、「労働」の本質とは何だろう?