じゃんけんの法則。

 いちびり川柳というノリがある。例えばこれが優秀作品。

 「じ ゃ ん け ん で  俺 も 出 世 が  し て み た い」。

 このいちびり感覚がなんとも素敵ですね。じゃんけんて「勝ち」か「負け」か「あいこ」しか結果がでないし、確率的には公平に1/3だし、結果を明確にするためにもこの法則はとても有効である。でも、何故、パーとハサミとグーになったのかまたリサーチしてみたいものです。これは世情的なAKBのあれに対してちょっといちびっている川柳ではあるが、にしても、完成度は高い。

 でも、世の中の出世の仕組みってそう考えると、さほど複雑でもないかもしれない。お家柄や性格や背景が出世には深く関係しているように思えるし、いやいや、実力の世界だから出世するためには、努力だけでしょうと確信している人も多いはず。だから、そんな二人がじゃんけんをして上司と部下の関係を決めたり、給与の査定額を決めるのが公平感がある。そもそも公平感にしてもただの先入観だし、結果、何を持って出世とするのかについても世の中的にそれほど単純でもない。

 で、僕はじゃんけんが強いと言う人がたまにるが、それこそ、「たまのたま」。人間自体が「法則」とか「公平」とか「出世」とか言い出したからそれに巻き込まれているだけ。そういう意味において、このいちびり度合いはなんともGOOD!

 いずれ日本の政治も閉塞後の抜本的な改革と組織づくりにこの手法を採用するだろう。