プロフェッショナル・セールスマン

 プレジデント社から出ている書籍「プロフェッショナル・セールスマン」というタイトルで¥1,500なり。「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向。例えば「お宅の前に50円玉が落ちていたのでお届に参りました!」とか「運転手さん東京まで十万円で乗せてくださいませんか」とか「プロである以上、手ぶらで帰ってきてはいけない」とか「人間には限界がある。でも、それは意外と高い所にあるんだよ」jなどなど。なかなな、秀逸な言葉が出てくる出てくる。確かに「気合いや根性には再現性がありません」「お得だと言われたら負けだよ」「俺はマンホールの上は歩かない」などなどと徹底したポリシーを感じることは感じる。だけど、やはり、言葉にした段階で文章にした段階で側面にしか光があたらない。これはたぶんこの著者も想定内。だけどあえて書籍にしたみたいな心意気が素敵。そこの光があたるなら、影の部分でさらに覚醒していきますよ的な自身がなければこの側面は切り取れない。そういう意味で、この言葉は光っている。最後の最後で言葉ではなく心が勝負だとこの書が締めくくられていたとしても、いやいやセールスマンってのは水ものだから、最後の最後はあなた自身のポテンシャルですと逆に突き放すのか、もしくは、丸く丸く¥1,500なりのまとめで締めくくるのか興味はあるが、この程度では、現在購入したい書籍ベスト10には入ってこない。また、成績不振のサラリーマンの気持ちを文面で高揚させる手法が折り込まれているだろうから、それが言わばこの書籍の効用だろうが、さて、それが¥1,500かとなる面もあるかなと本能が反応している。アマゾンで購入することはないだろうから、書店でぶらぶらしていてその時、今以上のテンションで気分が良ければ買うかもしれないな・・・程度ですね。

 で、☆の数で言えばたぶん、0個かな。これが根本的な判断ミスでないことを祈るだけ。でも、こが意外と☆が0個な場合が多いから、中途半端な人間になってしまうのか。信じる者は救われるといいながら、信じても信じなくとも救われないと思っているから、救われないのか。ただ、セールスマンのプロフェッショナルになりたいとは思っていない節があるからか。