なにもかもが緩い。

 こんなメルマガが到着した。それは、どこかの企業がクリエイターを求人している広告である。世の中就職先がFIXしないパートタイマーが増え、若者の自立心は萎え・・・みたいなニュースが飽和しているが、ほんとに職場ってないのか?仕事ってないのか?若者のモチベーションってそんなにボトムなのか?と懐疑してしまう。不景気ありきでモノゴトを捉えるとそういう側面もあるだろうが、ただ、媒体として世間に注目されたいからその場面だけフォーカスしてレスだけを求めていないだろうか。カフェから出てきた二人のカップルの写真。解像度も低く二人はたまたま下を向いている写真で「熱愛発覚!」みたいなノリって今更どうよ?みたいな。

 その広告にはこう書かれている「待遇に自信あり!福利厚生が自慢のクリエイティブ求人」と。待て待て、クリエイターが待遇とか福利厚生で仕事を選んでいるの!?

 まぁ、上記の風潮が常だとしたらそれもいたしかたなし。でも、そんなサラリーマンチックにクリエイティブの仕事をしても楽しいかい?モチベーション上がりますか?みたいな側面の方に気持ちが傾く。これも、おっさんモードだから、実際、苦労を金出して自腹で買っていた感覚がある人間だけの共通言語かもしれないが、でも、「待遇」と「福利厚生」などの条件がいいって、クリエイターとして逆に嫌じゃないのかな?給料でさえも実力で稼ぎたいと考えているからこの仕事をチョイスしているんじゃないのか?固定給で適正な休日と適正な職場環境って、それすでにクリエイティブな職場じゃないじゃん!

 別段、どろどろもギトギトもメラメラも必要以上にすることはないが、すでにリミッターがあるなら、リミッターありきの仕事をすればいい。自分じゃなくても誰かがいつでも代用できる仕事をして楽しいか?というレベルの至高さというかアイデンティティ感を求めないと、そりゃ、緩い側面しか見えるはずなし。給料だの職場環境だの待遇だの福利厚生などどうでもいいとは言わないが仕事なんだから、7ぐらいの次でいいしょう!?