100年後の存続か・・・。

 ジョブスの情熱。「技術とアートの両面で優れた製品づくりができる会社を目指していた。イノベーションと想像力を育てようと、不可能を可能にした社員を高く評価した。利益を生むことを目標とするほかの企業とは大きく異なる。自分の死後どころか、100年後も存続する企業にしようと思っていた。」「クック氏(現最高経営責任者)はジョブス氏と同じように、デザイナーとエンジニアのかけ橋になれる人材だ。デザインに優れているなど、一つの分野に精通しているだけではCEOになれない。優れたデザイナーにいい仕事ができるように働き掛けたり、そのデザイナーに合うエンジニアを紹介したりする役割を求めらられる。リーダーシップの形は異なるが、最高の技術と最高のデザインをつなげることに自分と同じように情熱を傾けていたクック氏が適任と判断した。」「若い頃、ソニーやその製品にとても敬意を払っていたが、だが、1980年代初め、製品のデザインはよりシンプルであるべきだと考えるようになる。当時のソニー製品はとても工業的なデザインだった。ドイツのデザイン哲学「バウハウス」に影響を受け、ハイテク製品もより明るく、使いやすいデザインであるべきだとの結論に至る。」「世論的に「人間らしさ」を理解するエンジニアが少ないと嘆いていた。だが、それは日本企業に限らず、世界的に共通した課題だと思っていた。」もう、次々と語録は絶えない。

 ちょうど、今、「下町ロケット」の物語が佳境になり、モノヅクリという視点で、いろいろ考えを改める気持ちになれている。完璧を求め「創造的反抗者に」という熱意がどう100年後に機能するのだろう?それを確かめる術はないにしても、人間のことを理解することは過去を振り返ることではなく、とにかく、未来を洞察・分析することなのだと思う。創ることとはそういうことなのかな・・・。

comments

一代で成功を納めた人の個性は強烈で強い。
企業はモノ造りで何を造ったかのみに限らず、思想が大事なのかと思いますね。
思いがなければ形は存在しない、強い思いを持ち続ける「ひと」がいなければいいものは完成しないのかなと?
うちの会社は60年続いてますが、おじいさんが工場長の時に何を思ってたのか何かを社員に伝えてたのかと思いをはせてしまいましたね。

  • kuni
  • 2011年10月31日 19:58

モノヅクリ60年、素晴らしい歴史ですね。
企業とは何かを「下町ロケット」を読み終えて
ひとしきり、反芻しています。
素晴らしい物語でした。
社長様や会社の皆様にご紹介ください。

まさに会社の歴史とは「人の歴史」なんですね。

創設者の意志が流れていないような会社は
決して歴史を紡げないのだと思いますね。

  • khuz
  • 2011年11月01日 07:59

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