武器としての決断思考。

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 「武器としての決断思考」という書籍。自分の人生は自分で決める!という極当たり前のテンションが下手をこくと依存だらけの緩い設定になっている場合がある。これは一重に人間の弱さの部分に他ならないがこれがとても心地いいことも人間は知っている。だから、なかなか、「自分の人生を自分で決めてますよ!」というテイにはなりにくい。そんな傲慢な考え方では社会性に欠けて、それで、全ての調和が整うならそれはそれで幸福じゃん!みたいな立ち位置になってしまうこともある。それが、この書籍の言うところの「武器としての決断思考」なのかどうか?が楽しみである。

 なんでもかんでも自分で決断することがベストではない。だから、人間社会は難しく人間社会は素敵なのである。さてさてこの著者はそのあたりについてはどう洞察しているのだろう?東大や京大の学生に対して頭の中だけでの授業・講義用の思考パターンをより刺激的に喰いつかせ方ありきでの文脈だとしたら、それは、机上の論理上の思考に終始するだろう。リアルがない。社会はもっと複雑だからそれも想定できていればいいが、書籍にするために、あるテイストのある一部分をチョイスしなければならないことはいたしかたなしとしても、さて、どこまでこの著者に共感できるだろうか?というちょっとトライ&エラー狙いで買ってみた書籍です。