婚活ビジネスと浮気ビジネス。

 ある企業の結婚活動会員内の成約率が22%だというメルマガが到着した。それがどれぐらい凄いことなのかリアリティーがないが、たぶん、その世界では素晴らしい数値なのだろう…程度の感覚で、100組のカップルがメンバーにいて、他の会員システム内だと10%なのが、この会員システムだと22%だという比較をしているとして、それは何のため?何故22%が凄いのか、といよりも、22%を凄いと感じる気持ちってちょっと本末転倒な感じがする。それは、自分自身が結婚しているから、そう感じるに他ならないのだろけれど、まだ、自分自身が20歳ぐらいでこの数値を見ると、この会員システムは凄いと感じてしまうことだろう。それほど、現在の日本の適齢期の人達にはスキがあると思われているのだろう。そもそも、このシステムや結婚活動を促進する手法や結婚までのスキームは恐らく既婚者が企画・構想しているはず。そして、企画・運営スタッフには若い男女がいて、ああだのこうだのと会議を繰り返して組織システムの活性率を上げて、「22%達成!」みたいなノリなんだろう。5組に1組がゴールできるなら、この会員システムの入会料金と年間会員料金は安い!と思わせたいだけ。まぁ、何事もニーズがあるからビジネスののびしろになるという構図。

 そして、「浮気」をする察知し離婚に至らない、もしくは、浮気をしたとして、和解できる自然な離婚。お互いの遺恨が残らない離婚に導くためのビジネスモデルがある。言わばコンサルティングのテイなんだろうが、男も女も浮気をする時の理由は大きく3パターンに分かれるらしい。って聞いただけで、あとは、ドミノのように緩くカタカタと崩れていく論理のオンパレードなのだが、そこでも、社会心理学や臨床心理のご意見番が登場して、人間の「浮気」に対する願望を克明に文章化している。

 さて、本来、「結婚活動」と「浮気」は紙一重である。条件として何が異なるかと言えば、そこに人間が作り上げた社会生活の規範と法律と道徳というテンプレートが存在し、それに適用すると、ある行為が「結婚活動」である側面が「浮気」となる。これを、どこの心理学者の権威が紐解こうかこのテンプレートは揺るがないはずである。何事も個体としての差異はあるだろうが、それでもテンプレートは同様に適用可能である。

 で、そのテンプレートとは何かと言うと「日本」なのである。世界中にこのテンプレートがある。それをまた束ねる規範や文化や慣習があるからオリンピックが成立するのである。だから、この世は面白い。最後の最後で人間は男と女。ビジネスにはニーズがあり論理がありテンプレートがある。だから、ゴールはないと考えるのが正解。