5/100という実数。

 これは決して消費税の率ではない。仮にあるところに1億円があったとする。それが、いくつかの過程を経て最終的に500万円になっているという仕組みのお話はあまり世の中に流れ出していない。このリアルは放射能よりも流れ出していない。この構図というか仕組みは言わば言わば「日本の仕組み」に深く関係しているからである。文化・歴史・経済・流通・教育・宗教すべてに。

 ある意味この数値は緩い設定値だとも言えるし、ある意味において厳しい数値だとも言える。単位がリアルに「円」だけに、誰も感覚的には理解できるだろうが、そんなことが本当に起こっているなどとは100%誰も知る余地はない。こっち側の人間ならば。

 しかし、これがただマスメディアのお話でなくとも、多かれ少なかれ同じようなことが社会構造として起きてきた。というよりもこれが日本経済の根幹を支えてきたとしたらそれはそれは崩壊して当然。何も日本が崩壊することは誰しも望んでいないだろうが、崩れるべき城はエゴと欲のシンボルかもれいない。昔から。人間の歴史は破壊と想像。それを繰り返しているだけならば、築くのは誰で、崩すのは誰だ?

 5/100という実数はとても身近にある数値である。