先生の依存症論。

 あるテレビプログラムで「依存症」がテーマになった。適当な芸能人とどこかの権威としての先生が登場するおきまりのテイ。なんとか研究所のなんとか大学のなんとか先生がベラベラと現代の「依存症の傾向」について少し語る。本来この尺はもっと必要だと思うが・・・。で、適当に天然キャラやインテリキャラや場の空気をつくるお笑いタレントと番宣のイケメンが適当に並ぶ。で、先生の「依存症診断」に一喜一憂するというタイプのテンプレート。

 現代人は便利なツールにあふれているから中毒が加速しているとのこと。特にゲームやパソコンやインターネットなどへの依存度は重症だと言う。で、ゲストのイケメンが「お菓子」って書いたら「重症」と診断され、「食べ物」と書いたら食べ物に依存していると診断されていた。これは診断かい?先生大丈夫?先生ご自身は「依存症」という言葉に依存していませんか?

 緩い番組の緩い登場人物が繰り広げる緩い寸劇である。そこに何もリアルがない。工夫がない。モチベーションがない。かなりこの番組のPは迷っているぞ。地方の博覧会企画の公務員さんと同じぐらい迷っているぞ。地方を活性化させたいモチベーションは理解できるが、理解させて解決できる問題ならあなたでなくとも誰かがやっているし、あなたが仮に必然としても、権威ではないから、メディアをコントロールはできないはず。そもそも、広告代理店に牛耳られている地方の優等生達の寸劇には市場は飽きてきているぞ。もっと、ベタでガチでリアルな何かをねじ込まないと。もっと、自分自身の資質をしっかり再確認して、ADに徹した方がモノゴトが潤滑にスパイラルするでしょうね。つまり、ギアは小さいほどよく回るんですね。

 世の中の大きな歯車の油は切れかけているぞ・・・。