例え顰蹙(ひんしゅく)を買っても・・・か。

 「20代で群れから抜け出すために 顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉(千田琢哉著)」という書籍がある。「上司を飛び越えて仕事が成功して、こう説教されたら。」というケースで、上司にこう問い詰められたら・・・「どうしてひと言オレに相談しなかったんだ?」と。そこでただ一言、「遅くなるからです。」と。勇気を出して、心の叫びを口にしていこう!的なノリの言葉が100個か。

 この広告にはこうも書かれている。「成功者たちの共通点 人生を変えたきっかけは、うっかり口が滑った瞬間だった。 口を滑らせない能力を身につけ粗相なく生きたとしてもその先に待ち受けているのは気が遠くなるほどの長蛇の列。だったら早めに口を滑らせて脱線して、自分でレールを創ってしまえばいい。」とある。まさに!災いの元と警戒している内に自分の言葉を失うってこと。

 ある世界の機関が全世界の中学生を対象に自分の国を誇れるか?という質問をした。アメリカ、ヨーロッパ諸国、中国の中学生は50%以上が自国を「誇れる」と答えたが、日本人は20%だったらしい。そうでしょうね。「誇れる」の基準がさてどこであれ、その詳細が不明なテイであれ、「誇る」は「誇る」である。そこがどんなディテールであれ誇れない80%はたぶん長蛇の列を選択しているのだろう。

 確かに上司に恵まれるという確率と脱線して自分のルートを創造して恵まれる確率を比較してもそののびしろは明確だろう。なぜ、年上に、なぜ、経験者に、過敏なリスペクトをしなければいけないのか?まずそれが疑問であるし、同意できなポテンシャルの顎の下に入ってもアッパーを打ちこむ捻じ込む勇気がなければ同じこと。脱線が正解。御大のリーチが届かないエリアでステップを繰り返しているうちにそんな相手は持久力を失うだろう。ある意味、顰蹙を買うことで空気を読んでいる結果になる場合って意外に多いんじゃないかな。若い頃は自分で金を出して顰蹙を買えってこと。そう思うと自分自身そこにかなり授業料を払ったような記憶が蘇る。

 で、長蛇の列はどこ?って感じなのでしょうね。確かに並ぶのは好きではない。この書籍ちょっとチェックかもしれないぞ。

comments

顰蹙って難しい字なんですね! 小さくても組織の中にいるとメンドクサイことが多くて困ります。
上司のポテンシャルは下から見ると透けて見えます、心理戦を仕掛ける必要があるくらいのポテンシャルの持ち主なら楽しいですが反応が読めるぐらいの主に色々仕掛けても残念な結果しか生れないですね。
打ってもすぐ倒れる人にパンチは出せないですし、ガチに顰蹙以外の何物でもない人、存在じたいが顰蹙で本来は人材であるはずが人罪の人にはかける言葉すらありません。

  • kuni
  • 2012年01月30日 21:10

全ては作用と反作用なんですが、
自分自身がメンドクサイってことは自分もそのニュアンスを
出しているということなんでしょう。
つまりクラリスとレクターの関係なんでしょうね。
どちらがどっちってどちらにも実はジャッジできない。
相対性と絶対性が常に軸としてなければ
正確には顰蹙は成立しないのでしょう。
すると個性とかポテンシャルが幻想になります。
そこまで考えられてはじめて思考の始点が
見えてくるみたいな。
それには教育のテンプレートから少し脱線する必要がある。
たぶん、この著者はそこを書籍の軸にしたのだと思います。

  • khuz
  • 2012年01月31日 08:06

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