「道化師の蝶」という非線形科学。

 まだまだ何も詳細は掌握していない。ただ、「非線形科学」という切り口が気になっている。これを検索すると「非線形科学(ひせんけいかがく、英: Nonlinear Science)とは、非線形的な現象についての科学である。旧来の、もっぱら線形代数だけで説明できる現象を対象とする科学を「線形科学」と呼ぶことができるが、そのような「線形科学」と区別して、「非線形科学」と呼ばれる。」となっているが、さすがのウィキペディアでもこの程度。そして、「フリンジ・サイエンス」という言葉には、「非主流科学」「疑似科学」などと訳されているらしく、研究者は科学だと主張するも、科学として認められていないものをさすとのこと。さてさて、「科学」とはいったい何?からはじまり、このテイの存在とはどこへ向かうための推進力たるのか?カオスが叫ばれ、生物の多様性が叫ばれ、すべてをバタフライエフェクトで処理しようとする線形思考に対する対極にあるもの。いや、この際、「対極」という示唆も適正ではないだろう。さてそんな世界を芥川賞というクラスで何がどう展開しているのか?それは確かに確かめたい気持ちがある。どうやら、「共食い」と比べて審査が大きく二分されたらしいが、ならば、読みたいのは「道化師の蝶」だろうみたいな。さて、現在「ジェノサイド」が残りページ10%程度になってきた。非常に楽しみながら併読しているので、ここまで来てしまった・・・もう少し楽しみたかったのに・・・ここで一旦止めようかな・・・とか考えてしまうほど面白い。あと10%。どんなオチなのか?いろいろ想像を巡らせている。実は小説はここが一番面白い。想像できる文脈を想像以下のレベルでトレスするのか、いやいや、想像以上のクラスを体験できるか?これが一番楽しいひととき。

 で、「イール」は600ページが「上・中・下」とあったので相当楽しめたが、「ジェノサイド」はもっと文章があってもよかったかもしれない。あ~あ、あと10%か。ちょっと待とうかな、今晩読み切ってしまおうかな・・・という感じですね。次は「道化師の蝶」かな・・・。

 しかし、「フリンジ」の原作はないのかな?もしご存知の方がおられたら情報をくださいませ。