水の上と水の中。

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 アングラーは水の上、魚は水の中。一本のラインがルアーを介してバスフィッシングが成立する。これだけのことが何故こうも楽しいのか?そのルーツを辿れば人間の本能や狩猟民族としてのポテンシャルやゲームフィッシングに対する趣味趣向性が紐解かれるはず。分析や洞察はどうにでもできるが、水の上でそんなことは無意味でありナンセンス。ただ、今、在るそのタックルでバスをフックアップすることが目的なのである。それを完結させるためにアングラーはキャストする。持っている経験値と技術とアイディアとひらめきをそのワンキャストに収束し結集する。しかし、水の中からかならず反応がるとは限らない。何故?反応がないのか?経験が足りないのか?条件を満たしていないのか?タックルに不備があるのか?それともモチベーションが足りないのか・・・。そんな緊張感を一瞬で払拭してくれるブラックバスからのバイト。そして、ロッドに伝わる強烈な引き。水の中のそれを視覚で捉えた瞬間の震え。ボートにそれが上がった瞬間、何故か膝が心が震えているリアル。この醍醐味を手に入れるためだけに、アングラーは水の上にいる。

 その瞬間瞬間をいくつも重ねるがゴールはない。次の鼓動(バイト)を求めアングラーは今日も水の上にいる。それはバスフィッシングという趣味を越えた自然との呼応である。そこにゲーム性や至高を求めるのも必然、ただ、ひとり自然と呼応するためにキャストすることも必然。ブラックバスをヒットさせるための条件があるとしたら、それは唯一無二、水の中にルアーを投げる(キャスト)その行為・アクションだけに他ならない。あとは全て偶然で処理・説明ができるはず。

 その出会いを表現する適正な言葉とは、うん、「魔法」以外の言葉が見当たらない。

comments

僕の魔法と同等のアイテムは大野ダムのボートNO7です。 

  • kuni
  • 2012年04月15日 00:52

今週も行ったんですか?

  • Hugh
  • 2012年04月15日 09:25

◎kuni-san

私の魔法は「青いタオル」です。


◎hugh-san

今週は会社ですが、ランカーシーズンは全て
水の上に浮く所存です。
また、詳しくはメールしま~す!

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