記憶する技術。

 「記憶する技術@伊藤真著(¥1,365)」はサンマーク出版から出版されている書籍。「なぜ、あの人は大事なことを忘れてしまうのか?」「記憶力は一生、鍛えることができる。」と。その詳細は「60歳を過ぎても司法試験に合格できる理由」「記憶量の増え方は足し算ではなく掛け算」「毎年300人、15年分の塾生の顔を覚えらえるわけ」「なぜ、色鉛筆を使ったほうが覚えやすいのか」「B6カードを使う論点ブロック法という記憶法」「全盲の受験生が教えてくれた耳の記憶力の鍛え方」「年をとればとるほど記憶力が増える方法とは?」「復習のゴールデンタイムは一時間以内と寝る前の5分」「マイナスの記憶をプラスに変換する方法」「人生でうまくいくのは、記憶力に自信のない人」「いい記憶をつくればいい未来がやってくる」などなどという素敵なフレーズがこの書籍の広告面にはちりばめられてる。なるほどなるほど。記憶術とはおそらく記憶するということだけにフォーカスしな俯瞰の意識なのかもれいないが、上記のような魅力的なフレーズの真理が読める、情報として得られるならば¥1,365は安い。

 仮に「記憶力」を脳生理学や医学の立場で紐解く書籍も多いが、これはどうやら、ガチの現場でその重要性と汎用性を考察している著者発信のノウハウ本のようですね。逆に「記憶力がいい」と自負している人の仕事や人生の過ごし方なども、おそらく理にかなっているのだろう。普遍の法則みたいなことがあり、それを何らかの理由や要因で失っているとしたら、それはなんとか取り込みたい気がする。自分自身にとって都合の悪い出来ごとを適正に忘れ、有益な価値のある事象を記憶の中に取り込み、それらを材料に次の指針を再構築できる能力があれば、この情報が飽和したと言われている時代の一つの大きな頼りになる羅針盤になるかもしれない。ただ、記憶力だけが重要なのではなく、全体を見て取り入れて次の行動への指針に変えるということをいかに「いい感じ」にできるか・・・なのだろう。

 記憶する能力とは主観と客観のフィルターもあるだろうから、言わば、自分自身を知るというアプローチに深くリンクしているような気もしますね。