怖くて動けなくなる理由。

 「「やっぱり 怖くて動けない」がなくなる本」という書籍ある。石原加受子さんという著者が書かれている。その紹介文には「恐れ、不安、焦りに振り回されない 自分中心心理学」という説明文がある。怖くて動けなくなるということが、絶対恐怖ではなく、心理的な恐怖のことかと知った瞬間に、この書籍に対する興味が湧いてきた。世の中にはどうしても一歩が踏み出せない人がいる・・・と、誰でもそうじゃないでしょうかね。自信がなく、我慢する、諦める、決心できないって、普通のことだと思いますし、これって、実は悪いことではなく、人間の心理として正常な反応のような。「もう、怖くない!思い通りの人生に変わる!」って広告には書いてあるし、「今度こそ、我慢したくない。諦めたくない。」「本当は誰だって怖いと感じている」「きつい人間関係も、こちらの出方しだい」などと処方箋の入口のような意味合いのことが書いてあるが、逆、それぞれ個人がそれぞれに自分の思い通りの人生を突き進む世界ってかなり危険信号。言わば、ネットの世界はそれを仮想で実現できるから人間がとりこにされている。虜ならいいが、ネット世界の奴隷に成り下がっていくとしたら危険危険。

 だから、「思い通りにならない」ことを「怖い」などと考えぬこと。そんな風に捉えてしまうと、またまた、デジタル仮想空間の温床へ逃げ込むための正解に化けてしまいますね。クラウドなど実は崇拝するに値するわけではなく、ただ使えばいいだけ。スマホやタブレットのアプリもよくよく分析・洞察していると便利に見えて、普通のことをアルゴリズム化しているだけ。決して、崇拝するような代物でもないし、便利ということでもない。

 で、本当の怖くて動けなくなる時って、頭で考えたり情報として処理する前に、本当に足が身体が止まりますからね。まだまだ気持ち的にも時間的にも体力的にも余裕があるんですよね、「理由」を考えられるってことは。