さよならテレビ。

 これは日経ビジネスという専門誌の中のキャッチコピー。「さよならテレビ、こんにちはインターネット。」というところだろうか。そもそも改めて振り返るとテレビという家電は何だったのだろうか?メディアとしてのテレビや娯楽としてのテレビ。それぞれの真価と共にあった価値感がこうも崩壊する失速する理由は?インターネットや携帯端末がそれに代行したからと考える前に、そもそもテレビという存在を再度考察する必要があるように思える。しかし、そこには基本触れず、次から次へと押し寄せて来るスマホやタブレット端末の潮流に隠れて密かに失速していくのだろうか。ニーズが失墜し構造が緩み消えたアイテムやギアはいろいろあるが、いつの日か、この大きな箱は何をするためのものだったでしょうか?というコンテンツをインターネットで閲覧することになるんだろうか?

 ジョブスはアップルの展開を「一目見て、それが何をしてくれるかを理解できるようにしろ」と言ったらしいが、まぁ、このようなフレーズがジョブの書籍には列挙されているのだろうが、それを見て何をしてくれるか?っていう言い草はいろいろな基本設定が必要である。しかし、その前に、自分が何をしたいか?自分自身が何をできるか?は微弱で荒唐無稽な上にそんな付和雷同な指針に鼓舞されるつもりはないし、広告の中の文章表現だと言え、もっと、伝えたいことを素直にピュアに言葉にすればいいのに。日頃のしゃべり言葉はどこまでも控え目なくせに、活字では大胆になるのですね。実は、これは本来、逆だと思います。

 だから、「さよならテレビ」ではなく、「お疲れ様、テレビ」にならないものだろか・・・。