信頼される男、されない男。

 「信頼は言葉に出した瞬間に偽物になる。そして、言い訳の数だけ失われていく。信頼される男は「信頼関係をもとに・・・」とは言わない。信頼される男は「過去」の自慢話しない。信頼される男は、自分の「肩書き」をわざわざ言わない。信頼される男は深い孤独感を背負っている。信頼される男は「アウェイ感」を出さない。信頼される男は、パートナーを大事にする。信頼される男は「色気」がある。信頼される男は、歩き方が美しい。信頼される男は「自信」と「過信」の違いを知っている。信頼される男は、自分自身を「信頼」している。」という書籍をある一流秘書が書いている。どれもなんとなく女性の目線での「信頼される男性論」の臭いはしなくはないが、これは女性の視点。誰からも信頼してほしいから、これらのことに留意して人とコミュニケーションするつもりはない。まして、信頼されたいから・・・的なテイに陥った段階で本末転倒。周回遅れもはなはだしい。一流秘書目線で全てが見えると思っているなら大間違い。逆に「信頼されない男」ぐらいのダーティーな感じでちょうどいいのかもしれないぞ。言葉に出した段階で偽物って、書籍にしている段階でこの心理は少しづつ失速していっていることも事実。これられを相殺してもこの著者はアンカーを打ちたかったのだろう。か、編集者の甘い言葉に負け手の内を紐解いてしまったのか・・・。

 ただ、唯一、この広告の文脈で信頼できるフレーズは「自分自信を信頼している。」という部分だろう。これは、文章化しても一定のリアリティーを維持している強い言葉ですね。シンパシーを感じましたね。