たかが英語!

 「僕は確信した。これはかつて日本で行われたことのない実験になる。英語公用化で日本は復活する。楽天2年間の実験で確信した成功のマニフェスト。TOEIC750点ないと部長にしません。会議や議事録はすべて英語。約1年半で会社員のTOEICの平均点は161点アップ。スコアのベスト5部署、ワースト5部署を発表。英語で仕事ができれば、必ず日本は浮上する。英語習得には1000時間の仮説・・・ほか」と続くこの書籍「たかが英語!」となっている。三木谷社長のこの取り組みは実に芯を喰った取り組みだと思う。なぜ楽天は社内公用語を英語に変えたのか。その理由をひことで言えば、世界企業は英語を話すからだ。僕は、これからの日本企業は世界企業にならない限り生き残れないし、逆に、日本企業が世界企業への脱皮に成功すれば、日本はもう一度、繁栄できると考えている。日本の復活、繁栄のため、楽天の試みが役に立つと、僕は信じている。と言い切っている。素晴らしい、本当に素晴らしい。

 たかが英語、されど英語なのである。

 これの取り組みを政治の空間や原発関連の企業さんで取り入れれば、もっと、いろいろなことが明確にクリアになるような気がする。つまり、ボトルネックが実は「日本語」だったという暴論に帰着することだけは結果的に避けたいが、どうも、真髄はそこにあるような気がする。この不思議な不思議なコミュニケーション形態は恐らく文化や歴史が礎となった社会規範やモラル的なエレメントが言語として再構築・アウトプットされる時に発生する歪んだ信号なのだろう。論理的が論理的でなくなり、文章化することが逆に芯を外してしまうような言語として発達・進化してきたことが、実は劣化であり退化だったと三木谷氏は言いたいのではないだろうか。

 この書籍はチェックだし、楽天で働いている人達がある意味、羨ましい限りである。先を走る時、身体で感じる風の心地良さみたいなものを苦しさと同時に楽天の社員さんはリアルに感じておられるのでしょうね。日本の復活がなされるか否かは別段どうでもいいが、この時期にこの書籍を世に送り出せる三木谷氏はさすが一歩も二歩も、もしかすると、百歩ぐらい先を快走しておられるのだろう。

 うんうん、素敵な書籍ですね。

comments

TOEIC何点以上ないと昇進出来ないとか、今になって騒ぐ話でもないですが、名門S塾出身の私も英語は苦しみましたね。なんせ33歳でTOEIC270点でしたから(笑)。
国際競争にさらされてる仕事してないと、英語なんて関係ないですからね。でも英語はあいまいな表現が無いので、何事もハッキリしてイイかも。
たかが英語!、慣れの問題だけです!

  • Hugh
  • 2012年07月03日 16:42

苦労されたのですね。
名門S塾育ちの私達はいったいどこへ
向かっていたのでしょうね?
しかし、懐かしい懐かしい。

私も30歳の時、単身N.Y.で滞在していた時は
ギリギリ点数でしたね。
でも、向こうで生活するには問題無かったですが、
ビジネスとなるとなさけない点数でしたね。

確かにあいまいな表現がない言語ですから、
私は日本語より好きです。

私も「慣れ」だと思いますね。

アメリカにいた時もそうですが、
日本人は教科書通りの英語を話すが、
つまらないことばかり言っているそうですね。
ウイットがない人間が教科書通りの英語を
話せても本末転倒なんですね。
英語は勢いですものね。勢いかな!?

  • khuz
  • 2012年07月03日 17:06

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