売上を伸ばすためには?

 新聞にこんなフレーズがあった。やはり、この切り口を出されると気になってしまって、その広告をチェックしてしまうが、やはり、いつもの感じで緩い結末。

 そのフレーズとは「売り上げを伸ばすには、何を改善すれば良い?」となっていて、「月間抱えられる顧客の数」「商談にかかる総時間」「商談回数」「商品毎の成約率」という項目が列挙されている。一人の能力の限界をいわゆるクラウドやアプリがサポートすることで、これらを活用することで、一人の限界点を飛躍的に向上してくれるというオチ。そんなどんなソフトでどんなデバイスでどんな仕組みで数を稼いでも果たして果たして「売り上げは伸びる」のか?と疑問。本末転倒ではないが、そもそも売り上げを伸ばすためのポテンシャルというか中核競争能力をド返しして、アプリやソフトやクラウドサービスに依存するだけで数を稼いで果たして質が向上するのか?恐らくこの理想形について一見、スマートな仕組みを頭で考えると導入すれば目標値を簡単に引き上げられると考えるのが人間の浅さ。そんなことで売り上げが延びたら誰も苦労はしないしない。

 で、「何を改善すれば良い?」という正解は質を上げるために、「顧客の数」「商談の時間」「回数」「成約率」の適正値を見極めることでしょうね。安易なシステムやその場しのぎの皮算用に幻想を抱かず、自分の足で手で五感で自分自身の効率(技術や経験値や引き出しの数など)を見極めるしかない。道具は道具、戦略は戦略、売り上げは売上。何がなんでも「改善」することだけが改善ではない。「改善している。」が保険にならぬよう、そのテイに依存せぬよう、時には、設定値を下げることも必要でしょうね。実はこれが一番勇気のいる決断なのですが・・・。