「Perfume」の狙い。

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 最近のテレビに登場するアーティスト達!?というか、テレビに登場しはいるが、アーティストなのか?大人数でダンスありきの歌はおまけのあのノリには辟易を通り越して失望極まりない。テレビの放送の尺を繋ぐだけでその時間に発信すべき価値はあるのか?まぁ、ふわふわしている現代のノリについていけなくなっただけのおっさんのつぶやきならそれで世界は回っていくだろうが、この無価値な時間をビジネスとしてメディアの人間達はここまで依存していいものだろうか。成立しているならいいが、これで成立ならちょっと悲しい。韓国の皆様を否定・嫌悪しているわけではないが、逆に、日本の市場をあまりにも軽く捉えてはいないかという危惧。きれいきれいでイケメンイケメンを並べてダンスさせておけば、日本人は金を出すぞ的な軽視されていないかがとても心配。おっさんとしてはもっと、違う、質量のあるオーラのあるフォースのある人がテレビでその実力をポテンシャルを放っている姿を観たい。

 で、パフュームはどうか?ウチコミやテクノタッチが嫌いな人は無理と決めつけるパターンの奴かもしれないが、いやいや、それだけではない。それはあくまでもスタイルや手法の話であり、あの楽曲のスタイルも創造的なダンスもそしてあの歌声も実はとてもいいゾーンを構築しているように思える。私はただのファンだから、パフュームのプロダクトに関係している人達の狙いの真意は分からないが、この狙いのベクトルはかなり芯に近いことをかなりの完成度で進めているように思う。

 逆にメッセージ性の強い、ドラマチックな歌詞をテンション上げて歌うタイプはちょっと逆に疲れる。特にギター2本でゴリゴリ歌うのは辛い。ただ、それもニーズがあるから、存在価値があるというバランス感なのだから、これも需要と供給の方程式。しかし、正解がない世界へのダイブだから基本自由でいいのだが、これも、文化と慣習のお話で、ユーモアとアイロニカルなムーブメントとして価値判断するとしたら、大人数の少女達も韓国のイケメン&モデル達もごりごり語る若者コンビも芯からは遠い。とどのつまりとはよく言ったもので、つまり・・・そうなのである。