月9「リッチマン、プアウーマン」の原作。

 この月9の物語はある脚本家のオリジナル書き下ろしだったのですね。素晴らしいなぁ。昨今、小説や漫画からのオマージュが多い中、このお話は秀逸。お話が秀逸だから役者もイキイキ。よって、観ている人がワクワクドキドキしてくるという方程式なんですね。これまでいくつか月9ドラマは伝説があったが、ここ最近は話題性だけで失速している印象がありましたが、この「リッチマン、プアウーマン」はなかなかのモノですね。全11話ってことですから、最終回は9月17日だそうですが、さてさて、どのような展開になるのか楽しみ楽しみ。IT関連がメタファだけにいろいろリアリティーが多く、それも楽しい理由かもしれないですね。それに、小栗君とさとみちゃんがいい。全ていいのですが、やはり、脚本原作が根本的にいいのでしょうね。ディテールも大切だが、やはり、本は大切。

 「今まで誰も見たことのない・・・」というフレーズ。下手こくとドン引きになるところを繊細さと大胆な物語でディテールを起こし感情移入の手法が秀逸。まぁ、基本的に「好き」になるとなんでもよく見えるそれだからこそ、「好き」にさせる理由があるのでしょう。これが意外と言語理解ではなく、空気感や展開の中にそのマジックが潜んでいるので、部分的に「これだ!」と切り取ることはナンセンス。これがモノヅクリの醍醐味であり難しいところ。想定外ののびしろもどこを軸にスパイラルを起こすかにかかっているから、やはり、本が大切なんですね。つうか原作者の中にある何かが一番のハリケーンの目なんでしょうね。いやいや、なかなか。