かもめんたるが私の裏グランプリ!?

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 バイきんぐさんは確かにハネた。準優勝の「イタトン!」もフレーズ的にはハネた。しかし、キンコン2012から数日が経つがボディーブローのように心にズンズン来るのは間違いなく「かもめんたる」。笑いがどうのとかスピード感がとかリズムがとかではない、私が好きな笑いのツボがかなりの密度で積め込んであったように反芻している。どれだけことあるごとに、かもめんたるさんの2本のネタを頭の中で想い出し繰り返し反芻していることか・・・。その秀逸性たるや、決して907点ではない。確かに確かにバイきんぐさんの970点越えは凄まじいハネ方だったし、圧巻のグランプリであることは誰も認めるだろう。ダウンタウンの二人でさえ、その栄誉を「快進撃」と称えている。それは間違いのない事実。しかし、本当のツボはここにあったような気がする。

 最初からざっと並べるが、「ペッと貼る」「マーガリンを」「青春のワンデー」「オヤジがエロイ」「勿論」「目をつむりながら全力疾走」「サルの角膜」「ケチケケすんな!」「後の祭」「ハバネロ」そして、「笑顔の気絶」。さらに「お疲れ」「紐か蛇か?」「モンスター」などなど。このたったあの短いコント2本の中に、これだけのキーワードをマッチングさせるセンスは、あの松本人志さえ凌駕すると思います。笑いに勢いやスピード感は絶対大切だが、よく聞けばそれはオモロクナイ。ということもある。しかし、かもめんたるのお二人の「笑いのセンス」はこれまで観たどのコントよりもクオリティーがハネていた。キンコンさんやロバートさん、ロッチ、しずる、我が家、旬なコントエキスパートは多くいるこの現代の芸能界で、かもめんたるさんのクオリティーはトップクラスの光を放っていたように思えた。

 あの2本がへびだったのか?紐だったのか?他の作品も観てみたい。そして、できれば、簡単にテレビに出て欲しくない。テレビメディアの中でかもめんたるさんの知的なセンスが浪費されるは避けてほしい。ココイチで素敵なコントを捻じ込んでほしいものです。