日本をダメにした「B層」というのは?

 講談社から「日本をダメにしたB層の研究」という書籍が出ている。B層って何?とチェックしてみると、「グローバリズム、改革、維新といったキーワードに惹きつけられる層。あらゆることに「参加」したがり、「コストパフォーマンス」ということばを愛し、社会の「幼児化」を進めている人々。近代において発生した「大衆」の最終的な姿」と規定している。

 さらに、「なぜ日本人は「参加」したがるのか?」という問いかけをしている著者らしい。

 さてさて、この「参加したがる人々」というくだりがどうも印象的なフレーズだった。何故か?私自身はあまり会議とか集合とか大勢で何かを一緒にするのが根本的に嫌いだから。逆に「参加したがる人々」に対して心から(絶対に馬鹿にしているとかというニュアンスではなく)凄いと思ってきた。これは単に協調性がないだけであり、会議など全員でひとつの結論を出す空気が嫌いなのであるから、仕方ないのですが、とにかく、団体行動が嫌い。二人でも嫌。一人が一番いい。ふたりだけでいて最大限ゆるせる空気感がカミさんと愛犬ぐらいだろう。あとは全て多かれ少なかれメンドクサイ。

 外交的なのか内向的なのか?とも昔は考えていたが、そんなことすらどうでもいいぐらい団体行動が嫌い。よくこの本質で野球などいう競技をしていたものだと、学生の頃の未知数の度合いが振り切れている。

 で、ならば、私は絶対に「B層」ではないのですが、ならば、「A層」か?となると、この書籍を読んでいないので、不明ですが、そんな「A」とか「B」とかすらもメンドクサイ。だから、「なぜ日本人は「参加」したがるのか?」ではなく、「なぜ日本人は「孤立」を嫌うのか?」というアプローチの方がいいな。ダメにしたって、なんで今の日本がダメだって簡単に結論を出すのか?この著者はいい視点を持っているのだろうし、読めば納得できる論法が展開され有益な情報も発見できそうですが、この本は買わない。