かなり残念・・・。

 いやいや、期待するとロクなことがない。ここまでひどいというか、ここまでテンションが下がるのか・・・と考えると、同じプロが創ったモノなのに、何か軸の部分が、何かどこかが違うからこうなってしまうのですね。フィンチャーの「ドラゴン~」を観て、そのまま、全6冊を読み、さらに、「ミレニアムと私」まで読んで、読んで本国の「ミレニアム1」を観た。ブログで紹介されているのもかなりチェックしたのに・・・である。この始末、ちょっと残念過ぎて、たいていのことでは落ち込まない私のハートがかなりダメージ。自分で期待値を勝手に上げて勝手に自爆しているんだ!と娘に言われてしまった日にゃ、親父としてどうすればいい?いや、どうすることもできないのが辛い。こんなに映画一つでダメージがあるとは・・・。しかししかし、ブログにはなんかいいこと書いてあったのに。やはり、原作の本国で創られた映画こそがモノホンだとか、サリーはマーラじゃ全然ダメ。小説の世界を忠実に再現するためには、ハリウッド映画ではダメだとか。空気感の捉え方がやはり本国の映画人が創ることで愛情がを感じるとか、ロケの一場面一場面が小説と完全にシンクロしているから・・・とかとか。一体、一本の映画作品を観るだけなのに、どこまでチェックしているのかってぐらいチェックしたのに・・・、う~ん、ミレニアム1はダメだ!これで、完全に2と3を観ることはない。どんなことになっても絶対にない。勢い余って映画を観る前にDVDを買おうとさえ考えていたツメの甘さ加減といい、何も何も小説のテイストさえ感じられなかったスウェーデン製の映画「ミレニアム」に失望である。

 しかし、なんでこうなるのんだ!役者か構成か絵作りかコマワリかカットの長さか???言い出したらきりがないというかどこも絵になるところがないじゃん!これじゃ、せっかくの「ミレニアム」の映像化が台無しじゃん!もっとしっかり創ってください!せめてせめて、音楽だけでも・・・。いや、音楽がダメだったから全体がああなるんだ。しかし、思いつくこと全てに残念が漂うって、一つの映画を何回も何回も頭の中で反芻するタイプなので、噛んでも噛んでもスカスカってどうよこれ。いかにいかにフィンチャーが色っぽいかってことですね。早く早くこの気持ちを払拭したいので、ハリウッドの「火と戯れる~」を観たい。ただそれだけ。あ~あ、期待するってほんとにロクなことがない。

 なんでもそうですが、いかにフラットでいられるか・・・みたいな部分ってとても大切。高揚も落胆もできる限りコントールしたいし、サプライズやハプニングをのびしろにつなぐためにも、フラットな状態って大切大切。禅でいう「無我」ってこれに近い状態なのかな。いやいや、何回考えても残念過ぎる。もう一度、最初から小説を読み直したいぐらい。あ~あ、早く、忘れたい。

comments

自分で期待値を勝手に上げて勝手に自爆しているんだ!とは、なんともシンプルで強い言葉ですね。
みーちゃん、相変わらず突込み厳しいなっ!
でも、そんな感じにフラットで話し合えるって素敵ですね。

  • kuni
  • 2012年11月21日 06:48

あまりにも鋭い太刀筋は切られてから
流血まで少し間がありますよね。
切れない刀で切られるより、
達人の一太刀は心地いいし、
傷跡も残らないらしい。

それほど人間は強いのですね。
刀を鞘から抜くタイミングこそがサムライの意気です。
そこに恐らくサムライのサムライたる意義があったはず。
私達はもうカタナを置きましたが、
いつも腰に2本の刀と自爆用の脇差を
持っていたいものです。

でも、意外とこの脇差を使う機会が多くって・・・。
刀を抜くタイミングが難しい。
能ある鷹は爪を隠さないんですね。

  • khuz
  • 2012年11月21日 08:48

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