わかりあえないこと。

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 なるほどなるほどなるほの一冊。アマゾンで買うほどでもないので書店で見つけたら買うクラスの書籍だったのですが、書店で発見したので買いました。確かに10連発の凄まじいアプローチである。そうだよなぁ~!ってことの連発で素敵過ぎる文脈。何故に対する正解などないはずの万象に答が用意されていることだけに向かうベクトルの無意味さとでもいうのか、言語非言語でさえメンドクサイという感じ。確かに存在する「わかりあえないこと」を先送りすることなくなんとかしましょうよ!という著者の人間力が素晴らしい。その魅力がここまで文章になっているとこれまた書籍の価値を改めて・・・みたいな。このタイプというかこの属性の切り口は下手すると全てを包括してしまうぐらいの度量・器量があるから、警戒すれば青天井だし、深みにはまれば泥の底なし沼状態。しかし、それぐらふわふわした浮遊感で実はいいんだ・・・と安心させてもらえる一冊ですね。

 学校で行われているコミュニケーション能力活性化の諸行さえおままごとに思えるからたかが書籍、されど書籍なのである。そもそも正解のない方程式に無理やり答を用意するダブルバインド。これがどうやら最大のキーワードのようですね。確かに!

 しかし、カレイの突き出しと、あれは「こはだ」と「しめサバ」だっただろうか・・・、美味かった!!!