すべらないということ。

 年末恒例の「すべらない話」。今年も逸品揃いでしたが、やはり、陣内さんのお話が最高の仕上がりでしたね。松本さんのお話も素敵でしたし、小藪さんのお話もスタイルが完成されていた。あのメンバーがあの空間で吐き出すすべらない話というリアルは、やはり、テレビのリアルであり、あの空間でアウトプットする人とインプットする人の構図にこそ実は情報交換の本質がある。「話す」という行為がかくも人の本能を刺激することに注視すれば、数多の諸行のパワバラが説明可能だ・・・みたいな。それを勿論ガチで演出効果のそれに置き換えテーブルの正面に鎮座している松本人志が素晴らしいのである。脇を固める他のメンバーのポテンシャルとそれを会場で鑑賞するあそこに座れない人達。ただ単に「笑うう」「すべらない」という価値観が生み出す不思議で愛すべきひととき。いやいや、楽しませてもらいましたね。

 「しばくぞ!」にあれだけの脚本と物語感を注げるエネルギーが凄まじい。