最高の離婚!?

 さて、前クールはあまりいいドラマがなかった。に比べて今回の2013年のドラマはなかなかいいのが多いような印象です。テレビ局も役者を揃えて企画を捻じ込んで勝負を年末に向けてかけたつもりがカラマワリ。年が明けて力は入っているのだろうか、別のタッチで切り替えて来た感じを勝手に受けています。だから、なんとなく役者さんのルーティーンというか物語の傾向とパターンが「面白い」方向に進んだような・・・。何の脈略もない勝手な一視聴者のつぶやきですが、そんな風にテレビのドラマを鑑賞しています。

 で、そのイチオシは「最高の離婚」ですね。現代の「離婚観」みたいな部分を自然体のタッチで4名のこれまたなかなかいい感じの俳優さんが演じておられる。役者を揃えただけなら、昨年も話題性の部分でいろいろあったが、まぁ、大河ドラマしかり、プライスレスしかり、ハネることはなかった。つまり、企画段階でいくら想定していても、「面白い!」とはある意味無関係のような気がします。それはそれは、然るべきテレビ関係、広告代理店関係、スポンサー関係のキレモノが会議に会議を重ねてコストも賭けたドラマでしょうから、一般素人が何かを語る隙間などないのですが、それでも、ハネたとは思えない。それが視聴率というモノサシで計測すれば予定調和な物理定数がはじき出されて金の出所的には「一定の価値」を生んだのかもしれないが。作品として批評するのは簡単ですが、これは広告宣伝ツールですからね。その視点で言えば、「継続の力」で書類は最後まで行くという仕組みだろう。

 さて、「離婚」について、いろいろな角度で考えてしまうこのドラマ。なかなか楽しい。そもそも「結婚とは?」とか「離婚する条件は?」とか、ロジックで考え過ぎると、結論は意外と近い。しかし、もっとバックグラウンドにある「結婚というシステム」を感覚的というか慣習的にというか哲学的というか、非言語で捉え推察すると、このドラマ「最高の離婚」の結論がどこに向かっているのか楽しみです。しかし、本末転倒、瑛太さんの演技は観ていて単純明快に楽しい。