煮えたぎるような熱いモノ。

 連夜、松山茂樹君の活躍をテレビの前で応援している。11年前の丸山茂樹さんの優勝争いを想い出しながら。あの時は興奮だったが、松山君のプレイは21歳には到底見えない程の落ち着きを感じる。しかし、松山君に関する国内の評価や人間性に対する記事を読むと少し違った人なりがあるようだ。悔しい時は泣き、嬉しい時はその心の内を素直に表現しているということ。怪物なだけにこれからも松山君はいろいろなマスメディアに対して熱くなる話題を提供してくれることだろう。

 昨晩のプレイで言うと、パッティングの時間が制限時間内ではないというジャッジを審判にされワンペナを食らった。ルールだから仕方ないのだが、そのプレイ後からそれまでの快進撃が止まる。トップまでワンストロークだったスコアを崩していった。解説の青木プロなどは外野のコメントでルールについてや松山君の若さゆえのミスだからこれを経験に~というコメントを入れていたが、18ホール後の羽川プロのインタビューでは確実に目が怒っていた。もう爆発寸前のような表情だったように見えた。言葉も少なにあのジャッジに対する素直な感想を述べながらも、自分のメンタルコントロールの未熟さに対しても怒っていた。なんて素敵なプロゴルファーなんだろう。

 その実力は日本国内のレベルを凌駕しマスターズ、全米プロでも確実にメジャー優勝への階段を登っているように思える。そして、全英のこのハプニング。羽川プロはこの気持ちを4日目のプレイへの集中力に変えてくださいみたいな応援コメントで締めくくったが、それでも松山君の顔は鬼のように怒っていた。煮えたぎるような熱いモノを画面に残して去っていった。

 なんて魅力的な男なんだ。頑張れ!松山君。今晩も応援しますよ!