デザインの原則。

 天下のグーグルは「デザイン原則10」として下記を列挙している。

 「Googleのデザイン原則は以下の通り。
 1.人々に焦点を当てろ――彼らの生活、彼らの仕事、彼らの夢に
 2.すべてはミリセカンド単位で数えろ
 3.シンプルにすると強力になる
 4.初心者ユーザーを引き込み、上級者ユーザーを魅了しろ
 5.革新に挑め
 6.世界に通用するデザインを
 7.今日と明日のビジネスのために計画せよ
 8.気を散らさず、目を楽しませるようにしなさい
 9.人々の信頼にふさわしいようにしなさい
 10.人間味を加えなさい」としている。

 どれも襟の立つピリっとした原則である。

 私も日頃から留意しているデザインの原則について考えてみた。すると、絶対的な法則はなく、常に思い浮かぶ留意点や工夫点がすべて「人間味」というニュアンスに帰着することに気が付き、グーグルのこの原則を発見した時も、やっぱりな・・・という感想だった。さて、この「人間味」という部分をベースに「シンプル」「革新」「信頼」というディテールに分けてみると、やはり、「人間味」というフィーリングに流れるパターンと相反するフィーリングに流れるパターンに分かれる。人間が思考し人間のスキルで創出していながら、何故、「非人間味」に逸れるのかと。まだ、コマが揃っていないので、結論に達してはいないが、これはなかなか整理するのは難しいぞ・・・と。しかし、この迷いというか葛藤も最後には「人間味」で捉えることができるような気もしますし、結局、人間のために人間が創っている以上、どっちに転んでも「人間味」だろうなどと乱暴に考えたりもしてしまう。「デザイン力=人間力」などと安易に捉えることもできないが、逆にここへ向かうチカラを阻む存在に対してひとつづつ丁寧に規定して排除していけば、残ったモノが結果「原則」となりうるのかとも考えています。